2023年5月18日 (木)

羽生九段の2021年度の勝率は3割台でしたが、22年度は6割4分7厘とⅤ字回復。本年度もここまで5勝2敗、7割1分4厘と好調を維持しています。不調期は完全に脱したようです。

佐々木七段は2月から4月にかけて15連勝を記録しました。4月28日に高野智史六段に敗れたあとも2連勝で本局を迎えています。先手番では昨年12月から12連勝中。今期の棋聖戦では、二次予選から決勝トーナメントまで、すべて先手番を引き、挑戦権獲得の原動力となりました。本局も先手番を得ています。

Dsc_9986(佐々木七段)

Dsc_9950(羽生九段)

羽生九段は王位戦七番勝負登場23回、王位獲得18期、永世王位の有資格者です。タイトル獲得の総数は99期。挑戦権を獲得すれば100期を目指す戦いとなります。藤井聡王位とは昨年度末の第72期ALSOK杯王将戦七番勝負で戦ったばかりです。

佐々木七段は4月の第94期ヒューリック杯棋聖戦挑戦者決定戦で勝ち、初のタイトル戦出場を決めました。藤井聡王位は棋聖位も保持しており、佐々木七段とのダブルタイトル戦になるかもしれません。棋聖戦五番勝負第1局は6月5日、王位戦七番勝負第1局は7月7,8日に指されます。ちなみに棋聖戦第3局は7月3日です。

以下は挑戦者決定リーグが終わった直後のインタビューです。

【羽生善治九段 インタビュー】
https://www.youtube.com/watch?v=MB92NMjY4nE
【佐々木大地七段 インタビュー】
https://www.youtube.com/watch?v=RaWMmjfDndI

Dsc_9940 

Dsc_9846

230518_013対戦成績は羽生九段の3勝1敗(1千日手)。直近は2021年の第62期王位戦挑戦者決定リーグ白組、羽生九段が後手で角換わりの戦いを制しました。本局は佐々木七段の先手で相掛かりへ。図の局面は過去の王位戦七番勝負でも指されています。(以下、肩書は当時)

【2020年 第61期第4局 ▲木村一基王位-△藤井聡太棋聖】
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/61/oui202008190101.html

【2021年 第62期第1局 ▲藤井聡太王位-△豊島将之竜王】
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/62/oui202106290101.html

Dsc_0004 (初手▲2六歩)

Dsc_0014(2手目△8四歩)

本局はYouTubeチャンネル「中日新聞 東京新聞 将棋【公式】」とABEMAで中継されます。ABEMAの解説は飯島栄治八段と阿部光瑠七段、聞き手は飯野愛女流初段と野原未蘭女流初段です。

【YouTube 王位戦挑戦者決定戦】
https://www.youtube.com/watch?v=fSg03_wWYJc

【ABEMA 王位戦挑戦者決定戦】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/91QwTbUxXAd75H

230518ab

伊藤園お~いお茶杯第64期王位戦は挑戦者決定戦を迎えました。羽生善治九段と佐々木大地七段が藤井聡太王位への挑戦権を懸けて戦います。2023年5月18日(木)10時から東京・将棋会館の特別対局室で指されます。持ち時間は各4時間。先後は振り駒で決定します。

棋譜コメントは紋蛇、ブログ更新は牛蒡が担当します。よろしくお願いします。

【主催=新聞三社連合】
http://live.shogi.or.jp/oui/sansha.html

【特別協賛=お~いお茶(伊藤園)】
https://www.itoen.jp/oiocha/

【棋譜中継ページ】
http://live.shogi.or.jp/oui/kifu/64/oui202305180101.html