2023年7月14日 (金)

Img_8039 (8時20分頃、対局室には福崎九段と上野三段の姿。まだ室内は和やかな時間帯だ。封じ手開封周りの動きについて打ち合わせていた)

Img_8054(福崎九段は関係者と話をしながら開封用のハサミを取り出し、上野三段は駒の準備を始める)

Img_8073(佐々木七段が入室し、室内が緊張感に包まれた)

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2023年7月13日 (木)

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控室で封じ手予想について尋ねました。(A)△7四角成と(B)△8三角成が有力で、(C)△9二角成も候補には挙がるとのことです。

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まずは(A)△7四角成について。

Img_7935p「飛車の横利きは閉じてしまいますが、次に(イ)△6四歩と突けば馬が守りに利きますし、続く△6五歩の攻めとも合わせやすそうです。(ロ)△7五馬~△6六馬という筋も生じます」(福崎九段)
また村山八段によれば(ハ)△8五馬も生じるとのこと。狙いは△7七歩成▲同銀△6七馬▲同金右に△3四飛の銀取りです。

Img_7922p「馬の位置は7四という気もしてきました。そのほうが働きますが、飛車の横利きは閉じます。一長一短ですけどね」(井上九段)

Img_7823p「(B)△8三角成だと▲1七桂が気になります。以下△5二玉に▲7五歩と設置して、いずれ桂が入りそうなので▲7四桂を見てどうか。後手は▲7五歩のときに何を指せばよいのか分かりません。(A)△7四角成でしたら△7五馬のような使い方もできそうです」(上野三段)

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次に(B)△8三角成です。元々はこちらが本命視されていました。

Img_7930p「何といっても飛車の横利きを通せているのが主張です。また9二と違って飛車にヒモをつけられるので、▲2四歩△同歩▲同飛のあとの▲3三銀成(8四飛の素抜き)という筋を防げます」(村山八段)

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(C)△9二角成は上記2パターンと比べてメリットは少ないですが、8三にスペースを残すことで後手玉の逃げ場が増える可能性があるといわれていました。

「継ぎ盤でやったひとつの変化に、後手玉が四段目に逃げ出すのがあったんですよ。そういうときに生きます」(福崎九段)
「20手以上先を読んでの△9二角成なら強すぎますけどね」(村山八段)

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以上で1日目のブログ更新を終了致します。
対局は明日14日(金)の9時に再開します。どうぞお楽しみに。

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Img_7980(藤井王位から封じ手封筒を受け取ると、佐々木七段は赤ペンでサインを入れる)

Img_7987(立会人の福崎九段に、藤井王位が封じ手封筒を手渡し。これで封じ手完了となる)

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Img_8023(封じ手封筒の裏面には、両対局者のサインが入っている)

【藤井 冷静に対応、封じ手は44手目 佐々木は積極的な攻め 将棋王位戦第2局|神戸新聞NEXT】
https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016581577.shtml

【王位戦第2局、2日目は「若武者同士、真っ向勝負になる」 立会人・福崎文吾九段|神戸新聞NEXT】

https://www.kobe-np.co.jp/news/culture/202307/0016581662.shtml