17時30分頃の控室 図は△6三同玉として、と金を取り返した局面です。控室で検討中の屋敷九段は「中盤の難所」と話しており、現局面で▲4四銀、▲6四歩、▲5六歩といった手段を候補に挙げていました。先手は後手の入玉をいかに阻止するかが課題です。 そして、実戦は▲4四銀と進みました。この時点で合計の消費時間は▲藤井5時間17分、△伊藤1時間22分と大きく差が開いています。▲4四銀に対しては△6四銀、△4五馬、△5四馬といった対応が考えられ、そこで封じ手になる可能性が高いと思われます。 (屋敷九段) (久津女流三段)
登別地獄谷を見学 対局前日、両対局者を始めとした関係者一行は、登別地獄谷を見学しました。 (「鬼の棲む地獄」と呼ばれる地獄谷。噴気孔からは白煙が立ち上り、硫黄の匂いが漂っていた) (観光ガイドの説明に耳を傾ける両対局者) (地獄谷を背に記念撮影) (写真左は北海道登別市の観光PRキャラクター「登夢(とむ)くん」、右は「湯鬼神(ゆきじん)」。カメラを向けるとポーズをとってくれた)
15時頃の局面 第1図は8九の桂を7七に跳ねた局面。後手はここで△4五桂▲6八銀に△3七桂成(第2図)と先手陣右辺の押さえ込みを図りました。対する藤井王位は1時間以上の長考に沈んでいます。 (伊藤二冠は入玉を視野に入れた指し回しを見せる)
1日目 午後のおやつ 15時になり、両対局者に午後のおやつが出されました。メニューは藤井王位が「レアチーズケーキとレモンゼリー、オレンジジュース」、伊藤二冠が「草太郎と千寿栗」です。 (藤井王位のメニュー) (伊藤二冠のメニュー)
1日目 昼食休憩中の対局室 (藤井王位側から撮影。右奥に飾られている色紙は…) (趙治勲名誉名人・二十五世本因坊が揮毫したと思われる色紙が飾られていた。「光陰如箭(こういんじょせん)」とある。「光陰矢のごとし」と同義だ) (藤井王位の玉形。使用駒は掬水作・源兵衛清安書)(伊藤二冠の玉形)