お~いお茶杯第62期王位戦七番勝負第3局 Feed

2021年7月21日 (水)

▲4五銀

時刻は16時を回りました。図の59手目▲4五銀の局面で豊島竜王の手番ですが、本局で初めての1時間超えになっています。控室の検討では△6五歩▲7七銀△5五角▲5六銀△6四角▲7九玉△5四銀▲8八玉の変化が挙がっており、先手玉が8筋に移動できれば堅いと言われています。

控室
(控室に斎藤慎太郎八段が来訪し、検討に加わっている)

斎藤慎太郎八段
(本日、明日とABEMAのマルチアングル放送に出演している)

▲8八玉
(継ぎ盤で検討されていた上記変化の▲8八玉の局面)

時刻は15時を回り、それぞれの控室におやつが用意されました。1日目午後のおやつは、藤井王位が白玉冷やしぜんざい(飲み物なし)、豊島竜王が本生わらびもちとパインジュースです。

藤井王位のおやつ
(藤井王位のおやつ)

ぜんざい
(白玉冷やしぜんざい)

豊島竜王のおやつ
(豊島竜王のおやつ)

わらびもち
(本生わらびもち)


【猪名野茶房】
https://www.inano-sabo.jp/

△3三角

昼食休憩の△3四歩の局面から、本譜は▲4六飛△3三角と進みました。豊島竜王は、交換した角を自陣に打ち、次に△5五銀▲4九飛△6六銀と、斜めの利きを生かして迫ろうとしています。まだ先手が角を持ち駒に残しているため、後手は少なくとも、この自陣角が働かないとリードを奪うのは難しいでしょう。藤井王位の対応、そして豊島竜王の継続手に注目です。

豊島竜王