2020年7月 1日 (水)

封じ手手続き~1日目終了(1)

定刻の18時になると、次の指し手は「封じ手」といい、指した本人にしか分からないようにして指し掛けにします。具体的には、封じ手専門の用紙が用意されており、その用紙の局面図にその時点の駒の配置を記録係に書いてもらい、封じる棋士が用紙上に赤ペンで指し手を示します。

Fuuji01(木村王位が別室に移り、藤井聡七段らは封じ手の記入を待つ)

封じる棋士は相手に封じ手が分からないよう、封じ手記入用に決められた別室に移って用紙に記入し、専用の封筒に入れてのりづけしたうえ、対局室に戻ってきます。封じ手は同じものを2通作成し、立会人と対局場(今回はホテルアークリッシュ豊橋)がそれぞれ明日の開封前まで厳重に保管します。封じ手を指した本人にしか指し掛けの局面を知らず、相手が持ち時間を消費せずに一晩考えることはできない仕組みになっています。封じ手用紙は明日の開封後に撮影する予定です。

Fuuji02 (封じ手受け渡しをしやすいように立会人の谷川九段が回り込んだ)

Fuuji03 (封じ手の記入を終えて木村王位が戻る)