第60期王位戦七番勝負第3局 Feed

2019年8月 8日 (木)

国民的漫画「サザエさん」の発案の地は福岡だということをご存じですか?
原作者の故・長谷川町子さんは少女時代を福岡で過ごし、いったん上京しますが戦時中に福岡市早良区の西新地区に疎開。そのとき、海岸を歩きながら漫画の着想を得たといわれています。
Img_9239(市営地下鉄西新駅の壁にはわかりやすい説明が)
Img_9241
Img_9242(至るところにサザエさん)
Img_9275(長谷川町子像とサザエさん)

2019080850ずっと重厚なペースが続いてきましたが、ここで一気に進みました。継ぎ盤では▲4五歩△同銀▲3五角△4四歩に▲2四歩△同歩▲同角(変化図)と先手が踏み込む変化が調べられています。この変化は先手の攻めがうるさいようです。
検討が行われている最中、控室に佐々木大地五段が来訪。△3三同金の局面を眺めて「先手玉が6九にあり、あまり遠くない」という印象を述べて後手を持ってみたいとの見解を示しています。
2019080857_2Img_9774(佐々木大地五段が控室に来訪。「勉強しにきました」とのこと)

15時、午後のおやつが出されました。豊島王位はフルーツの盛り合わせとオレンジジュース、木村九段はフルーツの盛り合わせとアイスコーヒーです。
Img_9764(豊島王位はフルーツの盛り合わせを午前に引き続き、注文した)
Img_9769(木村九段もフルーツの盛り合わせを注文)

取材の日、こども将棋教室には特別ゲストとして、観戦記者の諏訪景子さんが講師を務めていました。諏訪さんは第60期王位戦七番勝負第1局の観戦記を執筆されました。
また、普及活動にも尽力されています。将棋指導員の資格を持ち、大阪で自身の教室「こども将棋教室ポポ」を運営されています(2019年9月12日で営業終了予定)。その功績が認められて第44回「将棋の日」で感謝状を贈呈されました。

【スワblog】
http://swkk.air-nifty.com/blog/

Img_9216(この日の講座は飛車角で王様をいかに捕まえるか)
Img_9218(関口指導棋士五段も参加。先生の王将は簡単には捕まらない)
Img_9231(最後は将棋に関するマナークイズを考えていた)