第58期王位挑戦者決定戦 Feed

2017年6月 9日 (金)

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挑戦者決定リーグ戦紅組は、最終戦で4連勝の澤田真吾六段と3勝1敗の木村一基八段の直接対決となりました。この勝負を制した澤田六段が初の挑戦者決定戦進出を決めています。また、阿久津主税八段が敗れて木村八段のリーグ残留が決まりました。
澤田六段は第54期の挑戦者決定リーグ戦白組においても、同状況でリーグ最終戦を迎え、このときは佐藤康光九段に敗れて挑戦者決定戦進出はなりませんでした。今回は自身のなかでリベンジを果たした格好です。森信雄七段門下で、(故)村山聖九段、山崎隆之八段、糸谷哲郎八段、千田翔太六段に続いてのタイトル挑戦となるでしょうか。

Photo_6 (イベントで指導対局中の澤田六段)

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挑戦者決定リーグ戦白組は、最終戦を前に菅井七段、佐藤天彦名人、佐々木勇気五段の3人が3勝1敗で並ぶ展開で、2人、または3人によるプレーオフの可能性もありました。結果は菅井七段のみが最終戦で勝利を挙げ、優勝を決めました。また、同じく最終戦に勝って3勝2敗とした豊島八段が、規定によりリーグ残留を果たしました。
菅井七段の挑戦者決定戦進出は第56期以来2度目。王位戦では第53期の藤井猛九段以来となる振り飛車党のタイトル戦挑戦となるでしょうか。

Photo_5 (イベントで指導対局中の菅井七段)

2017年6月 8日 (木)

タイトル初挑戦を果たすのは菅井竜也七段か澤田真吾六段か。羽生善治王位への挑戦権を懸けた第58期王位戦(主催=新聞三社連合)挑戦者決定戦は、2017年6月9日(金)に関西将棋会館「御上段の間」で行われます。挑戦者決定リーグでは菅井七段が白組優勝、澤田六段が紅組優勝とし、関西の若手棋士による挑戦者決定戦となりました。関西旋風の吹き荒れる昨今の将棋界ですが、この王位戦で主役の座を射止めるのはどちらでしょうか。

対局は10時開始予定。持ち時間は各4時間。先後は振り駒で決定します。本局の中継は棋譜・コメント入力を夏芽記者、ブログを潤が担当します。よろしくお願いします。

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