第58期王位挑戦者決定戦 Feed

2017年6月 9日 (金)

本局の控室は4階の水無瀬の間に設けられていますが、まだ午前中ということもあり、棋士の来訪はありません。そこで3階の棋士室をのぞいてみると、大人数居合わせており、練習将棋などが行われていました。(撮影許可をいただいています)

Photo_25 (11時15分ごろ、棋士室は棋士や女流棋士、奨励会員でいっぱいだった)

Photo_26 (大石直嗣六段。澤田六段の兄弟子にあたる)

Photo_27 (阪口悟五段)

Photo_28 (村田顕弘五段)

Photo_29 (宮本広志五段)

Photo_32 (星野良生四段)

Photo_33 (長谷川優貴女流二段)

Photo_34 (山口絵美菜女流1級)

Photo_36

本局は8四歩型であるのがやや珍しく、12手目の△3二銀(下図)で早くも前例に別れを告げました。代えて△3二玉が1局指されていたところです。

_12 以下、▲4八玉△3一玉▲3八玉△6四歩▲2八玉△6三銀▲3八銀△5二金右▲6六銀(下図)と進んで対局開始から1時間が経過。11時となったところで澤田六段は△4四歩を着手しました。似たような形は指されていますが、まだ前例への合流はありません。

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菅井七段の▲5六歩で始まった本局は、澤田六段が2手目に△8四歩と突き、居飛車で対抗する方針を示しました。その後8手目で角交換が行われると、菅井七段は向かい飛車に構えて振り飛車の作戦を示し、対抗形へと進みました。

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振り駒の結果、歩が3枚出て菅井七段の先手と決まり、定刻の10時に対局が開始されました。

Photo_12 (振り駒は歩が3枚、と金が2枚だった)

Photo_13 (10時になって対局開始が告げられ、両対局者が一礼を交わした)

Photo_14 (菅井七段の▲5六歩で対局開始)

Photo_17 (澤田六段の2手目は△8四歩だった)

Photo_18 (2手目△8四歩が指された局面)