第56期王位戦七番勝負第1局 Feed

2015年7月 7日 (火)

対局はスローペース。控室では福崎九段「利かずの駒並べ」に挑戦していました。81マスの将棋盤の上に40枚の駒を、それぞれの利きがほかの駒に当たらないように並べます。皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。福崎九段は「あと歩が1枚……」と悪戦苦闘していました。

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定刻の9時になり、立会人の福崎九段が「定刻になりました。広瀬八段の先手で対局を始めてください」と告げました。先手番の広瀬八段はしばらくの間目を閉じ、気持ちを高めている様子でした。羽生王位もゆっくりと着手。2日制のタイトル戦らしい、緩やかな時間の流れが感じられました。

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二人が駒を並べ終え、8時54分に振り駒が行われました。記録係が上位者の羽生王位の歩を5枚取り、よく振って散らします。羽生王位の「振り歩先」、表になった歩が多ければ羽生王位の先手、表になったと金が多ければ広瀬八段の先手になります。結果はと金が4枚。広瀬八段の先手に決まりました。

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対局室には立会人が揃い、記録係の荒木三段が駒を磨いていました。まず広瀬八段が8時45分に、続いて羽生王位が8時49分に入室。対局の準備が始まりました。

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