箭子涼太3級が来訪 箭子涼太(やこ・りょうた)3級が控え室を訪れました。箭子3級は北海道在住、関西奨励会所属、佐藤康光王将門下。継ぎ盤の前に座って検討しています。箭子3級は前期七番勝負第3局の小樽対局でも、控え室を訪れて勉強していました。当時のブログ記事はこちら。 (屋敷九段と箭子3級の継ぎ盤) (32手目△9三桂の局面から9筋攻めと▲6五角を絡めた変化が検討されていた)(牛蒡)
構想を練るための長考 控え室では▲8八飛△9三桂に(1)▲9七桂△7四歩▲6六銀△3三銀▲7八金(参考図)が検討されています。そこで△7五歩は▲同銀。9三桂を使うにしても、先手に桂を渡すと▲4四桂がある。参考図では「居飛車の手が難しい」と屋敷九段は言います。 戻って上図では▲8八飛△9三桂に(1)▲9五歩△同歩▲9二歩△同香▲6五角のような攻め筋も見えます。「先手も手の組み合わせが難しい。藤井九段は構想を練る時間帯ですね。楽しみながら考えているかもしれません」と屋敷九段。 (久津女流初段も屋敷九段と同じく北海道札幌市の出身)(牛蒡)