相穴熊へ 10時50分頃の局面、消費時間は▲広瀬25分、△羽生10分。相穴熊が濃厚な局面である。広瀬五段は6九の金をどちらに持っていくかがポイント。羽生名人は3二金と4二金で二段目に2枚並んだ穴熊で戦いに臨むことになりそうだ (吟)
王子の四間飛車穴熊 10時30分頃の局面。図の△4二金寄がやや早く、珍しいと控え室では言われている。先手となった広瀬は十八番の四間飛車穴熊。「振り穴王子」の異名を持つ広瀬五段。羽生名人とは公式戦初対局となる。羽生名人を相手に得意戦法で思う存分に暴れることが出来るか (吟)
対局開始 互いに深々と礼をして対局が開始された 記録係の甲斐日向初段(武者野勝巳七段門下)が、振り駒を行い、と金が4枚出て広瀬五段の先手と決まった。対局開始の合図から、ややあって▲7六歩を着手した 2手目△3四歩とすぐに応じた羽生名人 (吟)
挑戦者決定戦、対局直前 9時48分に特別対局室に入室した広瀬章人五段。紅組リーグを4勝1敗で勝ち上がって、挑戦者決定戦へ駒を進めた 9時50分に入室し、一礼して駒袋を開ける羽生善治名人 力強く王将を据える羽生名人。白組リーグでは4勝1敗の成績。同星の戸辺誠六段とのプレーオフを制して、挑戦者決定戦へ勝ち上がってきた おはようございます。深浦康市王位への挑戦者を決める戦い、棋譜・コメント入力が烏記者、本ブログを吟が担当致します。本日は1日よろしくお願い致します (吟)