藤井聡太王位の先手で対局が始まりました。初手は▲２六歩でした。

（対局開始）

おはようございます。本日は藤井聡太王位に渡辺明九段が挑戦する伊藤園お～いお茶杯第65期王位戦七番勝負第５局が兵庫県神戸市（有馬温泉）「中の坊瑞苑」で行われます。

対局開始は2024年８月27日（火）９時。先手は藤井王位。持ち時間は各８時間。立会人は福崎文吾九段、副立会人は船江恒平七段、記録係は大林真央人二段（矢倉規広七段門下）が務めます。

本局は現地での前夜祭・大盤解説会は行われません。当サイトで対局の模様をお楽しみください。

09:00　対局開始
10:00　午前のおやつ
12:30　昼食休憩
13:30　対局再開
15:00　午後のおやつ
18:00　封じ手（予定）

対局者それぞれの囲み取材が行われました。

（対局者インタビュー）

（藤井聡太王位）

「これまで全体として、序中盤でペースをつかまれてしまう展開が多かった。早い段階からしっかり読みを入れて、局面のバランスを取れるかがポイントになる。これまでどおり、２日間しっかり集中して指せたら。本局は先手番なので、より積極的に攻勢を目指したい。どういった展開になるかはまだ分からないが、中終盤で見応えのある対局にしたい」

（渡辺明九段）

「久々のタイトル戦で、モチベーション高く指せている。今シリーズは千日手もあって、大きな反響をいただいた。スコア的にはあとがなく、苦しい状況だが、このあとはどれだけ踏ん張れるか。一局ごとにいい将棋を指していくしかない」

このあとは非公開の関係者食事会が開かれます。（対局者は自室で食事）

本日のブログ更新は以上です。明日の対局をお楽しみに。

（書き起こし＝武蔵）

検分のあと、別室で記念撮影が行われました。

（待機中の藤井聡太王位）

（渡辺明九段）

（紙面向けに、腕組みしたツーショット）

（このあと、個別のインタビューが行われた）

（藤井聡太王位）

（渡辺明九段）

（検分では室温や照明の明るさが確認された）

（大きな問題はなく、５分ほどで検分が終了）

15時半頃から対局室の検分が行われました。

（副立会人の船江恒平七段と、日本将棋連盟常務理事の井上慶太九段。ふたりは師弟）

（記録係の大林真央人二段が船江七段に書類を手渡す。中央は立会人の福崎文吾九段）

（渡辺明九段が対局室に入る）

（藤井聡太王位も入室して検分が始まった）