2024年7月

2024年7月30日 (火)

渭水苑は、四季折々の魅力を奏でる庭園があり、1980年に料亭として開業しました。結婚式場を有するホール「祥雲閣」が併設されています。「渭水」は水の集まる都を意味し、人が集い、憩い、栄えることを願って名づけられました。
Img_0722(玄関前)
Img_0705

Img_0719

Img_0874(1日目昼食休憩の局面。藤井王位は△7五歩に対して2時間30分以上を費やす)
Img_0875(駒は関西将棋会館から運ばれた。児玉龍兒師作、錦旗書)
Img_0879(駒と脇息は連盟のもの。盤や駒台は渭水苑が所有するものが使用されている)
Img_0878(昼食休憩中、武市七段と島井女流二段はABEMAに出演した)

2024073030_3上図のまま動かず、12時30分となり、昼食休憩に入りました。図の局面で藤井王位は2時間40分を消費し、消費時間は▲藤井2時間48分、△渡辺22分です。昼食は藤井王位が松花堂弁当、渡辺九段は鉄火丼(ごはん少なめ、わさび抜き)、赤だし、香物です。
20240730img_0865_2(肉から魚まで豊富な食材が用いられた弁当)
20240730img_0866

20240730img_0868(造りの鯛と鰤は徳島県産)

20240730img_0869(渡辺九段の注文)
20240730img_0870(渡辺九段はわさびを抜いて注文した。本品は撮影用)

藤井王位は渭水苑で過去に3局対局して全勝しています。同地を初めて訪れた第62期、そして前期で防衛を果たし、藤井王位にとっては縁起のいい対局場です。一方、渡辺九段は「徳島県は通ったことがあっても泊まったことはない」と、話していました。今回初めて渭水苑で対局及び宿泊することになりました。
Img_0507_3(前日の記念撮影)