封じ手開封 2日目の朝、対局室には佐々木七段が先に入りました。藤井王位を待つ間、棋譜用紙に目を通します。藤井王位が入室し、2人が駒を並べ終えると、記録係が棋譜を読み上げて1日目の指し手を再現します。指し掛けの局面になったところで中田八段が「封じ手を開封します」と盤の横に移動して、はさみで封筒を開封。「封じ手は△5五飛です」と読み上げると、藤井王位が盤上に手を伸ばしました。