2021年5月
2021年5月24日 (月)
挑戦者決定リーグ戦紅組振り返り
昼食休憩から対局再開まで
12時40分に対局が再開しました。豊島竜王は対局再開からしばらくして、△2三金と上がりました。2筋を補強して、先手の早い突き出しをとがめられるでしょうか。
(昼食休憩時の御上段の間)
(昼食休憩時▲2九飛までの局面)
(羽生九段の盆。今期の特別協賛である「お~いお茶」のペットボトルが)
昼食休憩
主催紙YouTubeチャンネル
中日新聞 東京新聞 将棋【公式】チャンネルでは、本局の対局開始前の模様がご覧いただけます。
当チャンネルでは終局後のインタビューなどもアップする予定です。





12時、この局面で豊島竜王が18分考えて昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲羽生34分、△豊島58分。昼食の注文は、豊島竜王がやまがそばの親なん定食(そば)、羽生九段はイレブンのハンバーグ&海老フライの盛り合わせ(サービスランチ)。対局再開は12時40分です。

さっそく羽生九段が工夫を見せました。上図は▲2四歩と突き出した局面です。現時点なら△2四同銀には▲6四角△同歩▲7一角(変化図)から馬を作れます。
△2四同歩に限定をさせてから▲6八角と引き揚げました。角交換を避けつつ、将来の▲2五歩からの継ぎ歩攻めを狙う動きです。