対戦成績は豊島竜王22勝、羽生九段18勝です。戦型は横歩取りや角換わり、矢倉が多く指されており、最近では横歩取りの採用率が高いです。
興味深いのは両者の対戦では、後手番の勝率が高い点です。40局の対戦のうち、後手番が27勝(勝率0.675)と高い勝率が出ています。
2021年5月
2021年5月24日 (月)
戦型
戦型は相矢倉。図の△2二玉で前例が1局に絞られました。第78期順位戦B級1組▲行方尚史九段-△松尾歩八段戦で、▲3七桂△6二金▲6四角△同歩▲4六歩△8一飛▲4五歩と進んでいます。結果は先手勝ち。
羽生善治九段
◆羽生 善治(はぶ よしはる)九段◆
棋士番号175
1970年9月27日生まれ
埼玉県所沢市出身。
(故)二上達也九段門下
1985年、四段(プロ入り)
1994年、九段
タイトル戦登場は137回。獲得は竜王7期(永世竜王)、名人9期(十九世名人)、王位18期(永世王位)、王座24期(名誉王座)、棋王13期(永世棋王)、王将12期(永世王将)、棋聖16期(永世棋聖)の計99期
棋戦優勝は45回
羽生九段は第34期に七番勝負を制して王位を獲得。第57期までに計18期を獲得しました。第58期に失冠後、第59期と第60期の2期連続で挑戦者決定戦まで勝ち上がっていましたが、七番勝負進出とはなりませんでした。タイトル獲得通算100期の大記録を目指し、本局を戦います。