18時から、関係者のみでの夕食会が開かれました。
(初めに、北海道新聞社取締役・編集局長の田辺靖氏よりごあいさつがあった)
「明日から王位戦第3局を迎えます。第1局、第2局と菅井さんが連勝されて、明日からの第3局はとても重要な一局になろうと受け止めております。立会人の屋敷九段、副立会人の広瀬八段は札幌市出身でして、大盤解説会の聞き手を務められる渡部女流初段は帯広の隣の音更町出身。道産子の棋士が顔をそろえて、北海道の将棋ファンが盛り上がっていることと思います。この王位戦、札幌で行われるのは2014年以来3年ぶりです。前回もここ京王プラザホテル札幌で指されました。今年は藤井四段の快進撃があり、人工知能の話題があって、将棋が沸いています。北海道も例外ではありません。明日からの対局が素晴らしい一局になるよう、お二人のご健闘をお祈りします」
「通算19期目の獲得を目指す羽生王位と、タイトル初挑戦の菅井七段、非常にフレッシュなカードになりました。第1局、第2局とも居飛車対振り飛車の戦いで、ファンの方の関心が高まる状況です。明日から始まる第3局も、いままで以上に注目が集まることと思います。前回の札幌対局の大盤解説会には700人を超える方がこられたということで、北海道の将棋熱の高さを改めて感じている次第です。明日、明後日はさらに盛り上がることと思いますし、ファンの方が注目されていると思いますので、両対局者にはいままで以上の名勝負を期待したいと思います」