◆川崎隆生・西日本新聞社代表取締役社長◆
「福岡で王位戦第4局が行われるのは3年連続になります。日本シリーズでも偶数の2戦目と4戦目が大事といわれています。明日からの将棋でどちらが勝つか大きな位置を占めていると思います。広瀬八段の王位戦登場は4年ぶり、羽生王位は5連覇を目指しています。これまでの3局を見ても、緊迫した勝負が続いています。羽生先生の時代の次に、広瀬先生の時代が来てほしいと思いながら、いい戦いを期待しております。王位戦は56期続いています。60期、70期と続けていきたいと思っています」
◆落合稔彦・福岡市経済観光文化局理事◆
「多くの注目集まる七大タイトルの王位戦の対局が福岡で行われることは大変よろこばしいことであります。王位戦開催に尽力された関係者に厚く御礼を申し上げます。明日対局される二人は4年前にも王位戦で対戦され、第7局までもつれ込む大接戦を繰り広げられました。今回も接戦となっており、明日からのこれからの行方を左右する重要な勝負になると思います」
◆唐池恒二・九州旅客株式会社代表取締役会長◆
「広瀬八段は5年前に、第51期の王位になられました。現王位と元王位の対戦で、わくわくする対局が予想されます。私は毎週NHKの将棋フォーカスを見ていますが、お二人の講師の番組を熱心に見ていました。一人は豊川七段。笑うに笑えないジョークの中でためになる講座をしてくださり毎週拝見していました。その前に講師を担当されていたのが広瀬八段でした。広瀬八段の講座は私からすると高段者向けで内容の濃い講座でしたが、楽しく見ていました。明日からの第4局は楽しみな将棋です。ここまで羽生王位2勝、広瀬八段1勝で、興味津々であります。名勝負を期待したいと思います」
(挨拶文書き起こし:銀杏記者、写真:夏芽)