2014年8月

2014年8月27日 (水)

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淡路九段は盤面モニターを、藤原七段は持参したパソコンで前例をそれぞれ確認して本局の進行を見守っています。駒がぶつかる直前までは前例通りに進むのではないかとの見解です。

(虹)

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初手から▲7六歩△8四歩▲2六歩△3二金▲7八金△8五歩▲7七角△3四歩▲8八銀△7七角成と進んで図の局面に。木村八段が作戦を委ね、羽生王位が角換わりを選んだ流れだ。角換わりといえば、北海道で行われ持将棋になった第3局が記憶に新しい。本局ではどのような展開になるだろうか。

Img_6228(控室の様子。左から東七段、藤原七段、淡路九段。副立会人の藤原七段は初めて立ち会いを務めるとのこと)

(文)

定刻の9時になり、立会人の淡路九段が対局開始を告げた。二人が深々と頭を下げる。羽生王位が初手を指す。木村八段はしばらくの間目を閉じて下を向いていたが、やがて盤上に手を伸ばした。

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(文)