有馬温泉の天気は晴れ。蝉の声が響いている。

■１日目のスケジュール
9:00　対局開始
10:00　午前のおやつ
12:30～13:30　昼食休憩
15:00　午後のおやつ
18:00　封じ手

（控室から温泉街を望む）

（文）

18時から関係者を集めての前夜祭が行われた。

（日本将棋連盟常務理事の東和男七段が乾杯の音頭をとった）

（水茄子は献立表にない一品。料理長からの贈り物だそうだ）

（文）

検分が終わると、中庭で記念撮影を行ったのちに主催紙の取材があった。このあとは18時から関係者を集めての前夜祭が行われる。

（文）

本局の使用駒は、児玉龍児師作、錦旗書の盛上駒。関西本部から持ってきたものだ。

（文）

16時25分ごろに８階「有明の間」に関係者が集まり、定刻前に検分が始まった。盤と駒、照明や空調の具合、封じ手をする部屋の位置を確認する。立会人の淡路九段が「掛け軸は大丈夫ですか、変えますか？」と声をかけるなど、終始和やかな雰囲気で行われた。問題は出ず、数分で検分は終了した。

（文）

東京から移動する関係者は、11時10分発ののぞみ27号で新神戸へ。14時ごろに新神戸駅に着くと、車に乗り換えて中の坊瑞苑を目指した。中の坊瑞苑に到着すると、両対局者は関西方面から合流した関係者とともにロビーで休息をとった。このあとは16時30分に検分が行われる予定。

（新神戸駅に到着した羽生王位＝左、木村八段）

（文）