扇子 対局に欠かせない道具といえば扇子。今日も対局者カメラなどで、二人が使っている様子を見ることができる。扇子は日本将棋連盟デジタルショップでも取り扱っている。 (木村八段は紺染めの扇子を使っている) (対局者カメラから、羽生王位の様子) (淡路九段に、弟子の久保利明九段の扇子を持ってもらった。「貫気」の揮毫) (文)
1日目対局再開 13時30分、対局再開の時刻を迎えたが、番の前には木村八段ひとりで羽生王位の姿はない。13時34分、木村八段が着手。それからおよそ1分後に羽生王位が対局室に戻った。 (立会人の淡路九段=左、副立会人の藤原七段) (観戦記者の内田晶さん=左、記録係の大橋貴洸三段) (文)
1日目昼食休憩 12時30分、図の局面で昼食休憩に入った。昼食は羽生王位が 肉うどん膳、木村八段がそば膳(玉子とじそば)。対局は13時30分に再開される。 ■Twitter解説■ 増田裕司六段>昼食は羽生王位が肉うどんでしたか。昔、記録係の時に食べたので懐かしいです。タイトル戦の記録係はお茶も女中さんが出してくれるのでひたすら座っているだけ。(予選の記録係はお茶を出したりするので動く)朝、昼、晩とご馳走が出て太って帰りました(笑) (文)
有馬温泉 有馬温泉は日本最古の温泉とも言われ、長い歴史を持つ温泉地。豊臣秀吉や黒田官兵衛も傷を癒やしに訪れたと伝えられる。現在も宿泊はもちろん、日帰りでの入浴や足湯でも楽しめる。夏休みということもあってか、親子連れの観光客が多く訪れていた。 (妬(うわなり)泉源。美人が前を通ると嫉妬して湯が噴き出たことからこの名がついたと言われる) (文)
中の坊瑞苑 対局場の「中の坊瑞苑」は昔から七番勝負で使われている温泉旅館。第23期(1982年)七番勝負第2局▲中原誠九段-△内藤國雄王位戦(肩書きは当時)で初めて使われ、以後今年まで33期連続で対局場になっている。羽生王位に行方尚史八段が挑戦した昨年の七番勝負では、第2局の対局場になった。 (文)