2014年5月

2014年5月26日 (月)

千日手局の棋譜中継ページの下部に「指し直し局」のリンクがあります(写真の赤丸部分)。こちらから指し直し局の棋譜中継をご覧いただけます。リンクが発生しない場合はページを読み込み直してください。

1900
(牛蒡)

7818時51分、図の局面で千日手が成立しました。指し直し局は30分後に行われます。消費時間は▲千田3時間41分、△木村3時間33分(持ち時間、各4時間)。指し直し局は千田四段の持ち時間が1時間になるように41分を互いの持ち時間に足し、先後を入れ替えて30分後に行われます。

G006 (千日手成立直後の対局室)

G008 (すぐに盤面が崩された)

(牛蒡)

63図の局面で木村八段が長考しています。鈴木八段は△3五同金▲同角を予想して、そこで「後手に手段が多そう」と話しています。一例として示された手順は、△3五同金▲同角△7二飛▲2四角△2三歩▲5一角成△6四角(△6九銀は▲4一銀が詰めろ)▲7三歩△7一飛(参考図)。この順は後手がよさそうという話でした。手順中の▲2四角では▲2四飛や▲3四銀も候補手です。

63s(牛蒡)

57_2それぞれの玉頭で戦いが始まっています。気になるのは消費時間の差。千田四段は3時間41分、木村八段は2時間59分。千田四段は残り19分です。
18時10分ごろ、鈴木大介八段が控室へ。図から「△2四同歩▲3四歩の攻めがうるさそう」と話しています。△2四同歩▲3四歩△同銀▲2四飛に(1)△2三歩▲3四銀△2四歩は▲2三歩が入ります。(2)△2三銀打は▲8七飛でどうか。

G017 (鈴木八段)

(牛蒡)

47先手の金矢倉が完成しました。後手は1歩得ですが、自陣に嫌みがついているので、攻め方が難しいようです。「早囲いで6四銀・7三桂の形をつくるなど、序盤は後手の主張が目立ちましたが、先手も歩を持った状態で銀を五段目に繰り出すことができました。私は先手を持って指してみたいです」と岡崎六段。

F002 (控室のモニターで盤面と対局者の様子が確認できる)

(牛蒡)