羽生王位、重く銀を打ち飛車を攻める 15時過ぎの局面。羽生王位は8八にいた飛車を△8七歩▲6八飛△7九銀と打って取りにいった。しかし、▲3八飛と逃げられると、打った7九の銀が重く残る。控室では、▲3八飛△同馬▲同金△7八飛の時に後手玉をどう攻めるかが調べられている。(淡)
突如激しくなる局面 55手目の局面、▲4七歩から羽生王位は△8七歩成▲同飛△4七銀成▲同銀△同飛成▲同金△6九角と踏み込むと、藤井九段は「両取り受けるべからず」と▲7一飛の攻め合いを選んだ。飛、金、金と駒が3つも当たりの状態となり、一転して激しい局面に突入した。(淡)