2011年8月30日 (火)

先手よし

20110830_59
図は15時25分頃の局面。羽生二冠は△2五桂で、取られそうな駒を逃がしつつ攻めに使った。これに対して広瀬王位は▲3四歩と歩を垂らした。3三の地点は後手の角も利いているので、すぐ▲3三歩成は△同角で大丈夫そうだ。飛車の利きを止めた意味もあるが、それが急を要するわけでもなさそう。非常に狙いのわかりにくい、曖昧な手といえるだろう。
形勢は「先手よし」と言われながらも、すぐに決まるような雰囲気はない。馬を作った局面は先手がだいぶいいと思われていたが、現在はそれほど大きな差はないようだ。

278

(文)