検分 16時45分から検分が始まりました。 用意された駒は3種。両者ともに3種全て問題なし、とのことで広瀬王位が決めることに。 広瀬王位は「では、普段あまり見ない珍しいもので」と「天竜作・王羲之書」を選びました。「王羲之」(おうぎし)は駒の書体としては珍しいですが、書道の世界では必ず勉強するバイブル的な書体です。駒師の天竜師は山形県天童市の伝統工芸師。日本最大の駒の産地、天童でも屈指の彫りの達人と呼ばれる作家です。 (八雲)