2011年8月

2011年8月30日 (火)

10時になり、対局室におやつが運ばれた。メニューは、広瀬王位が和菓子とホットコーヒー、羽生二冠がホットコーヒーのみ。

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(和菓子は一日目と違うものが用意された)

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(羽生二冠は二日目も飲み物だけ)

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二人が駒を並べ終えると、杉本三段の読み上げで一日目の指し手が再現されていく。初めてのことで緊張していたのだろう、初手を読み上げ、広瀬王位が着手を終えないうちに2手目を読み上げてしまう光景も。塚田九段が見守る中、盤上には封じ手前までの局面が再現された。

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8時50分頃、広瀬王位が先に入室。上座に着くと、高林さんが盤側から一言二言声をかけていた。高林さんは三社連合事務局として長年王位戦を見守ってきた、本棋戦の生き字引のような存在だ。昨年は高林さんが著者になり王位戦五十年の歴史を綴った『盤上の攻防 将棋王位戦五十年』が出版された。続いて対局室には羽生二冠が現れ、両対局者が揃った。

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