2011年8月
2011年8月29日 (月)
入室
朝の対局室
前例少ない出だしに
9時になり、対局が開始されました。
▲7六歩△3四歩▲6八飛△3五歩で図に。広瀬王位の▲6八飛は第5局のように四間飛車穴熊を目指したものです。
それに対して、羽生二冠は△3五歩と3筋の歩を連続で突き出しました。相振り飛車を見せて、四間飛車穴熊にさせないようにしています。記者のデータベースでは、すでに前例が12局しかありません。定跡という名の羅針盤が利かない構想力が求められる将棋になりました。
(銀杏)
一日目の解説は佐々木慎五段
本局、一日目の解説を務めるのは佐々木慎五段。解説の内容はこちらのTwitterアカウントを参照していただきたい。
「おはようございます。本日はよろしくお願いします。今日広瀬王位が勝つと防衛ということで王位戦もいよいよクライマックスですね」
(文)
王位戦第6局は本日9時より開始
広瀬王位が初防衛を達成するか、羽生二冠が勝ってフルセットに持ち込むか。注目の第6局は本日9時より開始される。
・北海道新聞特集サイト http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/52oui/
・鶴巻温泉・旅館 元湯陣屋 http://www.jinya-inn.com/
(文)