第21期女流王位戦五番勝負第4局

2010年6月17日 (木)

対局開始

定刻の9時になり、互いに一礼。清水女流王位の先手で対局が開始された。

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(初手を着手する清水女流王位)

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(甲斐女王。2手目はすぐに着手された)

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開始直前の対局室

定刻の15分前、対局室に甲斐女王が入室。盤の前に座り、清水女流王位を待つ。5分ほどして清水女流王位が入室し、着席。両者駒を並べ、定刻を待った。

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(甲斐女王)

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(駒箱を開け、駒を並べる清水女流王位)

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女流王位戦五番勝負第4局、まもなく対局開始

いよいよ本日9時から女流王位戦五番勝負第4局が対局開始となる。本日の棋譜・コメント入力は烏記者が、本ブログは文が担当する。本局のチャット解説は及川拓馬四段。最後までご観戦いただき楽しんでいただければ幸いである。

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(8時すぎ、徳島駅前)

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2010年6月16日 (水)

再度、検分

前夜祭を終え、両対局者はもう一度対局室へ。照明の色合いを確認し、短時間で検分は終了した。

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(駒を片付ける記録係の藤田二段)

対局は明日17日、9時より開始となる。

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前夜祭

検分ののち、関係者を集めて前夜祭が行われた。料理には地元徳島の名物が盛り込まれ、茄子やハモといった旬の食材が夏を感じさせる。皿に添えられたスダチの爽やかな香りが食卓を彩った。「鳴門金時」は同名のサツマイモを使った芋焼酎。鳴門金時は黄金色で甘味の強い品種のサツマイモで、焼酎にしたときの香りも抜群。口内に広がるほろ甘い香りと、コクのある味わいは絶品だ。スダチを絞ると香りが一層引き立ち、まるで果実酒のようなすっきりとした後味に変わって舌を楽しませる。

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(立会人の東七段が乾杯の音頭をとった)

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検分

17時半、対局室の検分が行われた。清水女流王位は「ちょっと明るすぎる」、甲斐女王は「暗いかな」。座る場所の違いで、盤面の見え方に差があるようだ。照明の調整が必要になり、蛍光灯を替えて再度検分を行うことになった。

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(駒を並べる清水女流王位)

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(甲斐女王)

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(立会人の東和男七段(左)、記録係の藤田一樹二段(右))

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記念撮影

対局場となる「ホテルクレメント徳島」に到着した両対局者は、検分の前に記念撮影を行った。撮影場所には同ホテル6F、結婚式場にも使われるチャペル前が用意された。記念撮影とともに地元・徳島新聞社のインタビューも併せて行われた。

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(インタビューを受ける甲斐女王。「徳島は初めてですね」と、いつものおっとりした調子で答える)

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(こちらは清水女流王位。「相性がいい対局地ですよね、徳島は。不思議とカド番という気がしません」とハキハキと語る。清水女流王位、実は女流王位戦での徳島対局は、現在11連勝中)

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徳島に到着

徳島空港は、今年4月から「徳島阿波おどり空港」として新たにオープン。エントランスには阿波踊りをする像が建てられていた。空港からは車で移動。約20分ほどで対局場となる「ホテルクレメント徳島」に到着した。ホテルロビーのお土産コーナーには、阿波踊りをする竹人形の姿が。さすが徳島である。

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空路、富士山を望む

羽田から徳島までは約1時間のフライト。天候に恵まれた道中では、富士山の姿を拝むことができた。

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出発

女流王位戦五番勝負第4局は、徳島県徳島市「ホテルクレメント徳島」で行われる。清水市代女流王位、挑戦者の甲斐智美女王は東京・羽田空港から15時ちょうどに出発するJAL1437便で徳島に向かう。

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(清水女流王位。何を書いているんですか?の問いに「ないしょです」と一言)

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(甲斐女王。「徳島は初めてです」。高知には行ったことがあるという)

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