2021年1月17日 (日)

本日のスケジュール

おはようございます。本日のスケジュールです。

09:30 対局開始
12:00 昼食休憩
13:00 対局開始
13:30 YouTube配信開始
14:30 午後のおやつ

本日は現地大盤解説会がございません。ご注意ください。

【日本将棋連盟YouTubeチャンネル】

JapanShogiAssociation - YouTube

Dsc_7204

(本日の箱根は朝から日が出ているものの肌寒さを感じる)

(琵琶)

2021年1月16日 (土)

賀詞会

18時過ぎから箱根仙石原プリンスホテルで関係者のみの賀詞会が行われました。

Dsc_7030(会場の様子。コロナ対策のため最少人数で行われた)

Dsc_7043(丸山伸一・報知新聞社代表取締役社長)

「お正月の風物詩、箱根駅伝は例年よりも静かなレースになりましたが、テレビ視聴率は過去最高だったそうです。コロナ禍であっても、注目される国民的行事だったと感じます。同じく注目度が高まる一方の将棋界、なかでも歴史と伝統のある女流名人戦が今年も岡田美術館で第1局が行われます。熱い戦いを繰り広げていくのを期待しています」

Dsc_7075(佐藤康光・日本将棋連盟会長)

「里見女流名人は12連覇がかかっています。普段から高い勝率を挙げられていますが、女流名人戦は顕著です。加藤女流三段はリーグ戦全勝で、ここ10年では3回目です。過酷なリーグでなかなかできないことですので、充実ぶりがうかがえます。ふたりだと居飛車対振り飛車、アマチュアの方々にとって関心のある戦型が予想されます。女流棋士の皆さんも、実力向上がめざましいので、レベルの高い五番勝負が期待されます」

Dsc_7103(里見香奈女流名人)

「コロナ禍で開催されるかが分からないなか、今日ここにくることができて本当にありがたいことです。コロナ禍のなかで開催にご尽力いただきました皆様、本当に大変だったと思いますが、感謝申し上げます。明日は自分の持っている力をすべてぶつけられるように努めたいと思います」

Dsc_7111(抱負を語る里見女流名人)

Dsc_7143(挑戦者の加藤桃子女流三段)

「箱根に来るのは昨年、女流名人戦の聞き手以来です。今日は観光や温泉を楽しませていただいて、対局前の少しの間に羽を伸ばさせていただきました。コロナ禍のなかでタイトル戦を開催していただいて本当に大変だったと思いますが、ご尽力いただいた皆様、ありがとうございます。対局できる喜びを盤上に表現できたらいいなと思っております」

Dsc_7138(期待を胸に加藤挑戦者)

Dsc_7163(小林忠・岡田美術館館長と記念撮影)

Dsc_7175(エアーグータッチのポーズで記念撮影に応じる両対局者)

Dsc_7184(中締めのあいさつをする清水市代・日本将棋連盟常務理事)

「対局者の情報収集にいちばんよいのは、報知新聞の王手報知です。報知新聞のインタビューを拝見しますと、里見女流名人は『自分の力を出し切るだけ』、加藤女流三段は『正々堂々と戦いたい』と、強い思いの伝わってくる文章を拝読しました。このふたりのシリーズです。熱戦にならないはずがありません」

本日の中継は以上です。明日の第1局をお楽しみに!

(撮影=琵琶、書き起こし=紋蛇)

対局室検分

15時から開化亭で対局室検分が行われました。

Dsc_6810(毎年恒例となった開化亭の対局室。加藤は初挑戦)

Dsc_6821(12連覇を目指す里見香奈女流名人)

Dsc_6832(女流名人戦初挑戦の加藤桃子女流三段)

Dsc_6846(駒を何枚か並べて光の様子などを確認する)

Dsc_6868(明日の昼食とおやつのメニューを決める)

Dsc_6874(果たしてどんなメニューを選んだのか。明日のお楽しみ)

Dsc_6915(開化亭を背に関係者の記念撮影)

(琵琶)

女流名人戦五番勝負開幕

里見香奈女流名人に加藤桃子女流三段が挑戦する第47期岡田美術館杯女流名人戦(報知新聞社主催、株式会社ユニバーサルエンターテインメント特別協賛)五番勝負。第1局は1月17日(日)に神奈川県足柄下郡箱根町「岡田美術館 開化亭」で行われます。対局開始は9時30分。持ち時間は各3時間。先後は振り駒で決定します。
立会人は飯野健二八段、記録係は野田澤彩乃女流初段、スポーツ報知の観戦記担当は大川慎太郎さん。YouTube解説の解説者は屋敷伸之九段、聞き手は鈴木環那女流三段と室谷由紀女流三段です。里見女流名人は自身の記録更新となる12連覇と清水市代女流七段の持つタイトル獲得最多タイとなる43期を懸けた戦いに、挑戦者の加藤女流三段は女流名人戦五番勝負に初登場となります。
本局の中継は棋譜・コメントを紋蛇、ブログを琵琶が担当します。よろしくお願いいたします。

【報知新聞社】
https://hochi.news/

【株式会社ユニバーサルエンターテインメント】
https://www.universal-777.com/corporate/culture/shogi/

【岡田美術館】
https://www.okada-museum.com/

2020年2月12日 (水)

はんざきセンター

一行はバスで岡山駅に向かう途中、湯原温泉郷にある「オオサンショウウオ保護センター」(通称 はんざきセンター)に立ち寄りました。

オオサンショウウオは中国・四国・九州の一部に生息する固有種で、岡山県では真庭市の湯原・蒜山地区に多く生息しています。6000万年前から進化していない古代生物そのままの姿と言われています。
1927年には湯原町(現・真庭市の一部)が生息地としての国の天然記念物に指定され、種としても1952年に国の特別天然記念物に指定されました。
また、環境省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)で「絶滅危惧Ⅱ類」(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。

「はんざき」はオオサンショウウオの別名で、「半分に切り裂いても生きているほどの強い生命力がある動物」「口が大きく、捕食するときに口が開く様が身体が半分に引き裂けたように見える」などの説があります。

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(はんざきセンターの看板をスマホで撮影する谷口由紀女流三段)

056

(里見香奈女流名人は「出雲にもオオサンショウウオはいたけど、こんなにたくさんいるのは初めて見ました」と話した)

066

(谷口女流三段)

081

(オオサンショウウオと見つめ合う藤井奈々女流1級)

085

(右奥に展示されている古代の化石と、手前の現代の骨格標本がほぼ同じだ)

072

(えさやりを見学する谷口女流三段、斎田晴子女流五段、里見女流名人。えさは魚)

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(オオサンショウウオの足をアップにして撮影する谷口女流三段)

115

(同行した池田博昭・湯原対局実行委員長から説明を受ける里見女流名人。湯原育ちの池田さんは「そのへんにいくらでもいたから、私たちにとっては珍しくないんです」)

※オオサンショウウオは、国の特別天然記念物です。許可なく捕獲、飼育することはできません。

121

(屋外には”岡山の奇祭”「はんざき祭り」の山車が保管されている。毎年8月8日の本祭りまで、出番を待つ)

一行は岡山駅に到着後解散。帰途につきました。

(翔)

一夜明けて

2月12日朝、前日に女流名人位11連覇を達成した里見香奈女流名人の取材が行われました。

015

(カメラマンのリクエストに応えて)

020

(足湯に浸かりながら、自身の11連覇を報じるスポーツ報知を持つ)

001

(足湯でほっこり)

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(足湯近くの橋)

033

040

取材で里見女流名人は「タイトルを初めて獲得した頃は、防衛することでいっぱいいっぱいでした。いまは未知の局面について考えることが新鮮で楽しく、勝ち負けとは別に将棋って面白いんだなと思っています。私は多くの人に将棋を知ってもらいたくて、そのためには自分が活躍して取り上げてもらう、だから将棋をもっと勉強しよう、という動機付けになっています」と将棋への思いを語りました。

(翔)

11連覇!

感想戦終了後、主催紙(スポーツ報知)による里見香奈女流名人の記念撮影が行われました。

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(金メダルを首から提げてポーズ)

2406

(本当に11枚あります)

2424

(11連覇!)

(翔)

2020年2月11日 (火)

感想戦

2341

(大盤解説会場から対局室に戻り、感想戦が始まった)

2335

(里見香奈女流名人)

2362

(谷口由紀女流三段)

2372

(藤井奈々女流1級、村山慈明七段、斎田晴子女流五段も感想戦を見守る)

2373

(里見女流名人)

2366

(谷口女流三段)

(翔)

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