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2020年2月12日 (水)

はんざきセンター

一行はバスで岡山駅に向かう途中、湯原温泉郷にある「オオサンショウウオ保護センター」(通称 はんざきセンター)に立ち寄りました。

オオサンショウウオは中国・四国・九州の一部に生息する固有種で、岡山県では真庭市の湯原・蒜山地区に多く生息しています。6000万年前から進化していない古代生物そのままの姿と言われています。
1927年には湯原町(現・真庭市の一部)が生息地としての国の天然記念物に指定され、種としても1952年に国の特別天然記念物に指定されました。
また、環境省のレッドリスト(絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)で「絶滅危惧Ⅱ類」(絶滅の危険が増大している種)に指定されています。

「はんざき」はオオサンショウウオの別名で、「半分に切り裂いても生きているほどの強い生命力がある動物」「口が大きく、捕食するときに口が開く様が身体が半分に引き裂けたように見える」などの説があります。

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(はんざきセンターの看板をスマホで撮影する谷口由紀女流三段)

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(里見香奈女流名人は「出雲にもオオサンショウウオはいたけど、こんなにたくさんいるのは初めて見ました」と話した)

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(谷口女流三段)

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(オオサンショウウオと見つめ合う藤井奈々女流1級)

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(右奥に展示されている古代の化石と、手前の現代の骨格標本がほぼ同じだ)

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(えさやりを見学する谷口女流三段、斎田晴子女流五段、里見女流名人。えさは魚)

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(オオサンショウウオの足をアップにして撮影する谷口女流三段)

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(同行した池田博昭・湯原対局実行委員長から説明を受ける里見女流名人。湯原育ちの池田さんは「そのへんにいくらでもいたから、私たちにとっては珍しくないんです」)

※オオサンショウウオは、国の特別天然記念物です。許可なく捕獲、飼育することはできません。

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(屋外には”岡山の奇祭”「はんざき祭り」の山車が保管されている。毎年8月8日の本祭りまで、出番を待つ)

一行は岡山駅に到着後解散。帰途につきました。

(翔)

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