記念撮影(1)
東京からの一行は飛行機で出雲空港に着いた後、車で「出雲弥生の森博物館」に移動。
記者や出雲市在住の里見香奈女流名人は博物館にて合流し、両対局者の記念撮影やインタビューが行われました。
(報道陣が両対局者を追う。手前は日本最大級の弥生王墓「西谷3号墓」の10分の1模型)
(翔)
東京からの一行は飛行機で出雲空港に着いた後、車で「出雲弥生の森博物館」に移動。
記者や出雲市在住の里見香奈女流名人は博物館にて合流し、両対局者の記念撮影やインタビューが行われました。
(報道陣が両対局者を追う。手前は日本最大級の弥生王墓「西谷3号墓」の10分の1模型)
(翔)
両対局者が退場したあと、他の棋士がひとことずつ挨拶を述べました。

森下卓九段「私は里見さんを見るのが初めてかもしれないというくらい、彼女のことを知りません。ある女流棋士に人柄を聞いたところ『意外と毒を持っている』と言われました(笑)。先ほど米長会長が『清水さんは怒っている』とおっしゃっていたので、今回の五番勝負は『毒』と『怒り』の対決ということで(笑)」
森けい二九段「里見の師匠の森です。師匠が弟子の対局の解説をするということはほとんどないのですが、やっぱり応援しちゃうかもしれませんね。ですから大盤解説会では、手の解説は聞き手の上田さんに任せて、私は裏話をお話しようかと思っています。ぜひお越しください」
上田初美女流二段「里見さんの人気はすごいのですが、この会場で何度か『里見さんだけが勝つのも面白くない』と言っていただきました。私も精進していきたいと思います」
野田澤彩乃女流1級「タイトル戦の記録係は初めてなのですが、しっかりと務めたいと思います」
(翔)
【里見香奈女流名人の挨拶】
「主催社の報知新聞社様、そして出雲市様、株式会社ユニバーサルエンターテインメント様、多大なご協力をいただきましてありがとうございます。そして本日はお忙しい中、このようにたくさんの方にお集まりいただきましてありがとうございます。地元で挨拶するのは慣れていなくて緊張していますが、女流名人位戦第1局が出雲市で開催されることは、非常に嬉しいことですし、清水市代さんと将棋が指せることが嬉しくて幸せだなと感じます。自分の力を精一杯ぶつけて、いい将棋を指すことが自分の目標です。プレッシャーがかかってしまうかもしれませんが、防衛する責任感を持ちながら、新鮮な気持ちで指せればと思っています」
【清水市代女流六段の挨拶】
「今回は歴史と情緒あふれる出雲での対局で楽しみな反面、里見女流名人の地元ということで、実は恐る恐る来ました。長岡秀人市長は里見さんにメロメロだし、お師匠さんの森けい二九段まで参戦してますし、また報知新聞社の岸社長まで島根県出身といいますし、私の応援は…と思っていたのですが、先ほど後ろからそっと来て小さな声で『応援してます。頑張ってください』と言って下さった方がいましたので、『よしっ』と思っております。
里見さんはすごい。1年前と現在ではまったく違います。まさに成長真っ盛りという感じで、実力はもちろんですけれど、タイトルホルダーとしての風格もあふれています。彼女の素晴らしいところは、1年経っても謙虚さ、素直さ、かわいらしさがまったく変わってないところなんですね。これは先輩の女流棋士としてすごくうれしく思いますし、頼もしくも思っております。
今をときめくタイトルホルダーと五番勝負を指せるというのは私にとっても幸せなことです。どれほどたくさん良いことがあるかわかりません。新しい発見があるかもわかりません。私もいい将棋をご覧いただけるように務めたいと思います。まずは自分らしさ! それをテーマに戦っていきたいなと思います」