▲4四角から▲5四桂が「敵の打ちたいところへ打て」の格言に沿った好手のようだ。5四へ桂を打ちたいのは先手も後手も同じ。急所中の急所の地点だ。後手優勢の雰囲気が一変し、形勢は混沌としてきた。
(吟)
▲4五飛と上田女王が飛車を打った局面。△6六角▲同玉△4五飛成▲同馬に△4八飛と打つ手が厳しそうだ。(今シリーズ2つ目の白星に近づいたか)
▲7四桂打を防いでいる8五の銀へ働きかける。横から崩すのは難しい先手は▲7四桂打で美濃囲いの急所を突こうとしている。先手が苦しいとの評判だが、上田女王が必死の頑張りを見せている。Twitter解説佐々木勇気>美濃囲いがとてつもなく堅く感じられますが、▲7四桂打が実現すれば、イチコロです。▲8六歩に代えて、▲8六銀もあったと思います。上田さんの形勢は苦しいと思いますが、実戦的な追い込みを期待します。(必死の頑張りは実を結ぶか)
▲7四桂からの詰めろを防いで△5五銀と里見女流名人が打った局面。この手は△6六銀打の攻めも見せており攻防手になっている。残り時間は先手の上田女王が27分、後手の里見女流名人が31分。いよいよクライマックスを迎えようとしている。△5五銀と受けられてみるとちょっと後手玉への迫り方が難しいようだ。現地では後手優勢の声が聞こえ出してきた。Twitter解説佐々木勇気>角を切る手は好判断だったと思います。上田さんの攻める手番がなかなか回ってきません。(盤の中央へ銀を打つ攻防手を放った里見女流名人)
(青野照市九段が「いちいのホール」を訪れ、臨時大盤解説会場へ。ベテランらしいトークで盛上げる)
(遠くから遠慮がちに解説を見る竹俣紅女流2級)
▲5六馬と上田女王が馬を引き付けた局面。△3七竜と飛車を取るのは▲5五馬が詰めろ(▲7四桂以下)竜取りになる。先手は飛車が使いにくい。後手は角が自陣に眠ったままだ。
「均衡は保たれていると思います」と控室を訪れた野月七段は話した。(攻防の要所に馬を引き付けた上田女王)
(里見女流名人の注文はシュークリームとホットティー)
(上田女王の注文はチーズケーキとホットコーヒー)対局室へ15時に運ばれた。
(永世名人の色紙が並ぶ、左から順に中原誠十六世名人、谷川浩司十七世名人、森内俊之十八世名人、羽生善治十九世名人)※永世称号の襲位については原則引退後。
(歴代の永世名人もすぐに学べる)(両対局者の色紙も当然飾られている)
(昨日、「関根名人記念館」に来館した両対局者も思わず足を止める)