戦型は福間女流名人の居飛車、西山女流二冠の向かい飛車という対抗形となりました。図は前手▲6八玉に対して角を上がって王手をかけた局面です。▲7八玉なら△5七角成でさっそく馬を作れます。一見、困ったかのように見えますが、福間女流名人は堂々と▲7八玉とかわしました。畠山鎮八段は以下△5七角成▲5四歩△1二飛▲5八飛△同馬▲同金左△3二金▲7七角打(変化図)と継ぎ盤を進めました。
先に▲5三歩成を決めないのがミソで、▲7七角打以下△3三桂なら▲5三歩成△同銀▲3三角成△同金▲同角成で先手が指しやすそうです。馬を作らせても問題ないと見ており、福間女流名人の深い研究がうかがえます。
(いきなり激しい変化が潜む序盤になった。継ぎ盤が進められる)
(武蔵)
13時30分から始まる現地大盤解説会の模様は、出雲市YouTube公式チャンネルで配信されます。対局室の様子は楽天グループ株式会社が運営する、無料のリニア型動画配信サービス「Rチャンネル」でお楽しみください。第1局の解説は門倉啓太六段、聞き手は塚田恵梨花女流二段です。各詳細は以下のURL先をご確認下さい。
【出雲市YouTube公式チャンネル】
https://www.youtube.com/@cityizumo/videos
【Rチャンネル 9時15分開始】
https://channel.rakuten.co.jp/service/live/2601/joryumeijinsen/
(武蔵)
現地の大盤解説会情報です。
・日時
1月18日(日)解説:13時30分から終局まで
・場所 出雲文化伝承館 縁結び交流館
・解説、聞き手 稲葉陽八段、石本さくら女流二段
・入場料 一般1,000円、高校生以下 無料
※入場券は、当日、縁結び交流館で11時30分から販売(一般)と配布(高校生以下)を行います。(なくなり次第終了します)
・定員 200名(予定)
(武蔵)
以上で、本日の中継ブログの更新を終了します。
明日は9時30分から対局が始まります。お楽しみに。
関係者が紹介され、立会人の畠山鎮八段、大盤解説会の解説を務める稲葉八段、大盤解説会聞き手の石本女流二段、記録係の崎原女流1級が登壇しました。その後、畠山鎮八段、稲葉陽八段、石本女流二段による見どころ紹介が行われました。締めのあいさつを務めたのは、原拓也・日本将棋連盟出雲支部長。出雲の「ありがとう」という意味の方言「だんだん」になぞらえて、一本締めではなく二本締めでお開きとなりました。
(畠山鎮八段)
「明日は振り駒がまず注目で、福間女流名人が先手なら初手▲5六歩から中飛車、西山女流二冠が先手なら初手▲7八飛かと。振り飛車はアマチュアの方に非常に人気の戦法で、玉をしっかり囲って指す戦いになるのは間違いないと思う」
(稲葉陽八段)
「タイトル戦の第1局は、後手番になったときの作戦をしっかり考えていくといった話をよく聞く。福間女流名人は中飛車と見せかけて居飛車に戻す作戦も得意にされているので、明日の戦型は相振り飛車だけでなく対抗形もあると思う」
(石本さくら女流二段)
「お二人の対局は、序盤の作戦から見どころ満載だと思う。私は女流名人リーグに残留が精一杯になっているが、来期はリーグを盛り上げられるように頑張りたい」
(武蔵)