前夜祭(4)
(里見女流名人)
「今年も出雲市で女流名人戦を開催していただきまして、ありがとうございます。またこの場に対局者として来られることができて幸せに思いますし、地元の皆さまの声援は励みになります。明日は自分の力を出しきれるように一手一手考えて、集中して指したいと思います」
(続いて、谷口女流三段が挨拶した)
「皆さまから温かい声をかけていただいて、前夜祭を楽しく過ごさせていただいております。私が出雲に最後に来たのは確か7年前の女流名人戦。解説会の聞き手だったのですが、いつか対局者として来たいと思いました。今回実現して感慨深く思います。女流名人戦を盛り上げるためにも、私にとって明日は大事な一局となります。平常心で、これまでやってきたことを盤上に出すだけだと思っております。精いっぱい頑張ります」
(地元の小学生から花束を受け取る里見女流名人。このあと、谷口女流三段にも手渡された)
(花束のお礼として揮毫色紙を贈る谷口女流三段。里見女流名人からも贈られた)
(両対局者と主催者代表による記念撮影。両対局者には長岡市長から、島根県ふるさと伝統工芸に指定されている出雲市の「出西釜(しゅっさいがま)」のモーニングカップが贈られた)
(ニューウェルシティ出雲のグループ企業であるLPCグループ・白神文樹会長からは、フルーツトマトの「出雲のきらめき」が両対局者に贈られた)
(書き起こし:牛蒡記者。写真:潤)
(潤)