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2019年2月

2019年2月10日 (日)

対局再開

A3992_2 (伊藤女流二段は再開後もしばらく考えていた)

A4040 (手番ではない里見女流名人も難しい局面に考え込む)

A4028

Dsc_4042 (地元のファンが対局再開を見守った)

(牛蒡)

休憩中の対局室

A3974 (休憩に入っても伊藤女流二段は席を離れない。12時20分を過ぎた)

A3973 (局面は終盤の入り口あたり)

A3978 (対局室の隣室には、棋士や女流棋士の揮毫色紙が飾られている)

A3980 (対局室を出た廊下にも)

A3979_2
(牛蒡)

昼食休憩

0210_04812時になり、図の局面で昼食休憩に入りました。消費時間は、▲伊藤1時間8分、△里見1時間14分(持ち時間は各3時間)。対局再開は13時です。対局者の昼食はどちらも同じで、市内にある「寿司常」の特製弁当でした。


A3964
(牛蒡)

昨日の指導対局の様子

昨日の指導対局の様子です。井出四段らは現在も指導対局を行っています。

A3666 (井出四段)

A3673 (山田久女流四段)

A3678 (中村真女流三段)

A3692 (宮宗女流二段)

A3698 (小高佐季子女流2級は千葉県佐倉市出身)

(牛蒡)

午前の控室

控室では野月八段と佐藤康光九段が検討を進めています。すでに戦いが始まっているとあり、検討にも熱が入ります。

Dsc_3946_2 (野月八段)

A3939 (佐藤康九段)

A3930 (検討の様子)

(牛蒡)

午前から開戦

0210_016戦型は角交換振り飛車。途中で▲5三角△4四角▲同角成△同歩の交換がありました。4四歩型を強いたのは伊藤女流二段の用意の作戦だと西田四段は解説します。4三に空間があるため、後手は駒組みに制限がかかりました。


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10時19分、△4五歩で開戦。代えて△9四歩は将来の端攻めが気になったのかもしれません。里見女流名人は後手番ながら積極的な動きです。


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△4九飛成は10時56分の局面。先手はと金を作り、後手は飛車を成り込みました。激しい戦いに突入しています。


Aa3860 (牛蒡)


(まずは里見女流名人から動いた)

野田市

野田市は千葉県の北東の端に位置する都市。東は利根川(対岸は茨城県)、西は江戸川(対岸は埼玉県)、南は利根運河で囲まれています。その水運を利用して醤油造りが盛んになり、天保期には現在のキノエネ醤油株式会社が開業、キッコーマン株式会社の本社はいまも野田市にあります。関根名人はもちろん、その弟子である渡辺東一名誉九段も野田市出身の棋士です。ちなみに渡辺名誉九段の弟子が勝浦修九段、その弟子が野月八段です。

Aa3747 (利根川=本日朝撮影)

(牛蒡)

岡田美術館のチョコレート

控室に「岡田美術館チョコレート」が差し入れられました。岡田美術館の岡田美術館の大壁画『風・刻』がデザインされたものです。「岡田美術館チョコレート」は、日本橋三越本店で開催される「スイーツコレクション2019」に出店しており、2月14日(木)まで同店で販売されています。

A3883『福井江太郎 風・刻』

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Dsc_3905 (宮宗女流二段はラベンダーのチョコを食べて「とてもいい香り」)

(牛蒡)

午前のおやつ

午前のおやつは、伊藤女流二段が「いちごしぐれ」と冷たいほうじ茶、里見女流名人がカフェオレ。川間駅近くにある「お菓子の家 アンドール」のケーキです。

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A3911 (牛蒡)

日本将棋の歴史

日本将棋連盟のHPでは、「日本将棋の歴史」と題してコラムを連載しています。現在(1)から(9)までの記事がありますが、そのほとんどで関根名人の名前が出てきます。近代将棋の黎明期だった明治から昭和初期にかけて、関根名人がいかに大きな存在だったのかがわかります。ぜひご一読ください。

【日本将棋の歴史 一覧】
https://www.shogi.or.jp/history/

0402(八段時代の関根=「日本将棋の歴史」から転載)

(牛蒡)

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