前夜祭(1)
18時から「箱根仙石原プリンスホテル」で前夜祭が行われました。
「朝日新聞の夕刊で里見女流名人が故郷の島根県出雲市について熱く語っている記事を拝見しました。ふるさとを誇りに思えるのは素晴らしいことと思います。私も第2局の出雲にいきますので、おすすめスポットやおいしいそば屋を教えていただけたらと思います。3日前のスポーツ報知でタイトル獲得は目標ですが、里見さん相手にこれまでと同じような将棋を指していては厳しいです。反省と改善を生かした将棋を指したい。非常に力強い決意を感じました。頑張ってください」(以上、丸山社長)
「昨年の伊藤女流二段は私も同行させていただきまして、話をする機会があったのですが、少し緊張感がありました。今年は大変自然体で歩く姿もゆったりといいますか、おおらかさを感じました。里見女流名人は死角がない感じ。どこを攻めたらいいか探すのが大変なくらい充実されています。緊張感を持って戦われるのではないかと思います。どんな条件でも、適応する能力がタイトルホルダーかと思います。それが魅力で強さで、里見女流名人は昔から兼ね備えています」(以上、清水常務理事)
「女流棋士の中でも最強の2人の対戦ということで注目されていると思います。2年連続でがっぷりとした勝負を繰り広げてくださると思います」(以上、小林館長)
(書き起こし=銀杏 写真=琵琶)