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2016年1月

2016年1月24日 (日)

終局直後

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(終局直後)

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(里見香奈女流名人)

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(清水市代女流六段)

(翔)

里見女流名人が勝ってタイに

第42期岡田美術館杯女流名人戦五番勝負第2局▲清水市代女流六段-△里見香奈女流名人は140手で里見女流名人が勝ちました。終局時刻は17時23分。消費時間は▲清水2時間59分、△里見2時間58分(持ち時間各3時間)。
これで五番勝負は1勝1敗のタイになりました。
第3局は1月31日(日)、千葉県野田市「関根名人記念館」で行われます。

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(翔)

豪快な詰み筋

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図で清水女流六段は▲8八玉と逃げました。△7七金に▲9八玉だと、△6八竜(参考図)とタダのところに飛び込む詰み筋が生じます。

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また▲9七玉と逃げるのは△9五歩が厳しく、後手が勝ちになったようです。

(翔)

飛車の活用

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▲5一成桂に里見女流名人は△6三飛と回りました。銀にひもをつけつつ、△6七歩成からの殺到を見た幸便な手です。▲6八金直に△5六竜が検討されています。これもまた6七に利きを足した手です。

(翔)

清水女流六段、一分将棋

図の▲5二歩成から、清水女流六段は一分将棋に入りました。

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現在は△4四角まで。逆転して後手優勢になったのではと言われ始めています。

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(30分前と全く異なる風景に。警備員さんは寒そうに動き回っている)

(翔)

危うい玉形

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図は先手が飛車取りに桂馬を打ったところ。後手玉に先手の攻め駒が近づいてきていますが、先手玉も飛車を取られたあとに△8九飛や△4九飛があって危うい形です。
先手が優勢と見られていましたが、後手もやれるのではと言われ始めています。

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(16時過ぎの出雲文化伝承館。寒々しい冬の空)

(翔)

里見女流名人、勝負手を放つ

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里見女流名人は▲5二銀の打ち込みに対し、△6五桂とタダのところに打ちました。▲同桂なら△9九角成です。

▲4三銀成には△同金▲同飛成△7七桂成▲同銀△同角成▲同角△6五桂と、駒損ながら手番を握って攻めるのではないかと言われています。

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(控室に戻った東八段が、上記の変化局面を前にして考えている)

(翔)

先手の攻めが続く

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先手からは次に▲5二銀や▲3二銀の両取りがあります。

△5一飛が検討されていましたが、「受けただけの手」と消極的な見解でした。△5一飛と回ったところで5三歩を払う形になかなかならない(▲4五桂がある)のが悩みどころです。

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実戦は△4二金▲4九飛と進みました。控室で検討していた脇八段は「先手の攻めがこのまま続くかどうか。私は先手ペースだと思います」と言って大盤解説会場に戻りました。

(翔)

大盤解説会に東八段が出演

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(大盤解説会に東和男八段がゲスト出演)

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(客席はほぼ満席になっていた)

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(駐車場。いまは雪がやんでいる)

(翔)

14時半頃の控室

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(大盤解説会の休憩の合間、脇八段と室田女流二段が控室に戻ってきた。早速継ぎ盤の前に座って検討する)

(翔)

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