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第61期王座戦五番勝負第3局

2013年10月 2日 (水)

対局再開

Img_0045 (再開前に中村六段が戻っていた)

Img_0057 (羽生王座が戻らないまま再開が告げられると、すぐに▲3八飛を着手)

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羽生王座は再開から4分ほど過ぎて戻ってきたため、写真はありません。

(八雲)

昼食

遅くなりましたが、対局者と同じメニューを注文して写真を撮影しましたので紹介いたします。

Img_0038 (羽生王座注文のビーフときのこの横浜醤油ガーリックピラフ)

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Img_0035 (中村六段注文の葉山牛のスペシャル手ごねハンバーグステーキ)

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(和風ソースをかけたところ)

(八雲)

昼食休憩

4611時57分、長考中の中村六段が記録係に声をかけて、少し早目に昼食休憩に入りました。この場合、定刻の12時まで中村六段が考えたものとして消費時間が記録されます。
中村六段の指しかけの考慮時間は1時間48分、消費時間は▲中村2時間0分、△羽生35分。昼食の注文は、羽生王座がビーフときのこの横浜醤油ガーリックピラフ、フレッシュジュース(グレープフルーツ)、中村六段は葉山牛のスペシャル手ごねハンバーグステーキ(和風ソース・ライス付き)、フレッシュジュース(グレープフルーツ)。対局は13時に再開します。

Img_0016 (昼食休憩中の盤面)

(八雲)

横浜中華街

11時30分現在、対局は引き続き中村六段が長考中です。

横浜といえば中華街。
対局場の横浜ランドマークタワーからは電車で3駅です。

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Img_9890 (獅子舞らしきものが舞っていた)

Img_9878 (爆竹が鳴り響く)

Img_9892 (ビールも中華街仕様)

(八雲)

前例は1局に

44 10時10分頃に羽生王座の指した△3七角は前例が1局のみとなる手。銀取りを放置する一手に、控室の関係者からは「おおーっ」とどよめきがあがりました。

しかし、新聞解説の西尾六段は「いや、これはあるんです」と冷静に受け止めています。銀取りを放置するのは通常は無理筋ですが、1八香と上がっている先手は△3七角に対して▲1八飛と安定した形で飛車をかわすことができず、さらに△2六角成~△3六馬が香取りに当たってくるため、成立する可能性があるということです。

前例の1局は今年6月に行われた▲糸谷哲郎六段-△大平武洋五段戦(順位戦C級1組)で、結果は先手が勝っています。羽生王座はどんな工夫を用意しているのでしょうか。

図から▲3三桂成△同金直と進んだところで、消費時間は▲中村12分、△羽生35分。その局面で中村六段が1時間を超える大長考をしています。

(八雲)

角換わり定跡最新手順

33 図は9時45分頃の局面。
角換わりの定跡形ですが、後手が△7四歩を保留して隙の少ない構えで受けに専念する態度を見せれば、先手は▲6六歩を保留して対抗するのがこのところ主流となっている手順。△7三桂~△6五桂の不安がないのであれば、▲6六歩を突く必然性がないという意味がありそうですが、他にも水面下に深い意味が潜んでいそうです。

Img_9999 (9時20分頃の控室。左から観戦記の河口俊彦七段、新聞解説の西尾明六段、ニコニコ生放送解説の野月浩貴七段)

10時現在、局面は早いペースで進んでいますが、定跡形とあって控室はのんびりとしたムードです。

(八雲)

開始前の様子

Img_9919 (中村六段は少し早めに8時47分入室)

Img_9935 (羽生王座は8時53分入室)

Img_9943 Img_9962
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(八雲)

対局開始

Img_9977(定刻の9時に対局開始)

Img_9983 (中村六段の初手は▲2六歩)

Img_9988 (羽生王座は「ふーっ」とため息をついてから△8四歩と応じた)

10 ▲2六歩△8四歩▲7六歩△3二金の出だしから、手損のない角換わりに進んでいます。

(八雲)

朝の対局室

Img_9906 (8時20分頃の対局室。準備が整えられている)

Img_9896 (羽生王座の手元には、お茶のポットとミネラルウォーターが2本)

Img_9908 (中村六段は、スポーツドリンクと栄養ドリンクを追加注文)

Img_9910 (窓の外は真っ白で雲の中にいるよう。高度があり過ぎて年に数回このような状態になるとのこと)

(八雲)

対局は9時開始

おはようございます。
第61期王座戦五番勝負第3局は、本日9時開始です。

Img_9894 (今朝の横浜は、台風接近で強い雨が降っている)

(八雲)

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