カテゴリ

« 2026年9月 | メイン

2026年10月

2026年10月 2日 (金)

昼食休憩

図の65手目▲4六飛の局面で12時10分になり、昼食休憩に入りました。12時10分時点での消費時間は▲広瀬1時間42分、△伊藤1時間26分。対局は13時再開です。
昼食の注文は、広瀬九段は「いろは収穫祭弁当」、「アイスコーヒー」。伊藤王座は「かに飯御膳」、「ウーロン茶(アイス)」でした。(銀杏)20261002_65

千日手?

2026100263控室では△4四銀▲4六飛△5五銀▲4五飛△4四銀の千日手が指摘されています。ただ、△5五銀の瞬間に▲2一角と打開する手もあるため、実際になるかは何ともいえないようです。

Dsc_8090_4073(控室では、屋敷九段が慌てて対局規定を確認し、関係者と協議していた)

(紋蛇)

イケメンは素敵?

控室で話題になっていたのが「イケメンは敵」Tシャツ。10月4日に日本将棋連盟が主催するイベント「渡辺明九段vsS6 炎の六番勝負」に向けて作成されたもので、揮毫したのは渡辺明九段自身です。

Dsc_8075_4070(齊藤優四段は伊藤王座とともに、イケメン側として出場する。「イケメンは素敵!」の間違いではなかろうか)

Dsc_8079_4071(対局現地に来訪している棋士で記念撮影。左から瀬川晶司六段・日本将棋連盟常務理事、石田直裕六段、渡部愛女流四段、屋敷伸之九段、齊藤優希四段、野月浩貴八段)

自身の前例から工夫

2026100230戦型は相掛かりになりました。△9五歩から早くも戦いが始まっています。▲同歩は△同香で駒損になるため、広瀬九段は▲4五桂△4二銀▲9五歩としています。桂跳ねを入れてから自陣に手を戻せば、今度は△9五同香に▲5三桂成△同銀▲同角成△同玉▲9五香と切り返せます。そこまで進むと、▲2二飛成△同金▲3一角の筋もあるため、後手はまとめにくい格好です。

実戦は、▲9五歩に△同香ではなく△8八歩成▲同銀△3三桂と進行しました。

2026100236_2

実は△3三桂まで前例が3局あり、そのうちの1局は先月18日の伊藤園お~いお茶杯第68期王位戦予選▲広瀬-△阿久津主税八段戦です。前例3局はいずれも▲3三同桂成△同銀▲2五飛としていましたが、本譜は▲2三歩△3一角▲3三桂成△同銀▲2五飛と広瀬九段が工夫しました。

2026100250実戦も激しい流れは止まりません。△9五香と歩を取った手に対し、棋譜コメント(銀杏記者)は次のように解説しています。

『▲9五同銀は△8五飛が銀桂両取り。それだけなら▲8六銀で受かるのだが、続く△6七桂成が王手飛車取りになって「ぎゃぁ!」』

広瀬九段は▲9五同銀ではなく、▲7六歩で桂を取りにいきます。以下△9七香不成▲同香△8七角!と進み、先手の手が止まりました。
2026100254いきなり角を敵陣にぶち込みましたが、伊藤王座は時間をあまり使っていないので研究通りの手順と思われます。控室の検討手順は▲8七同金△同桂成▲8四歩△同飛▲8五香。一見は後手の飛車が捕まっているので先手優勢ですが、△同飛▲同銀△2四香▲5五飛△4四銀が一例で難しいそうです。早くも終盤に入りそうな展開とあって、検討陣は無言で考える時間が長いです。

Dsc_8085_4069

(紋蛇)

対局開始

Dsc_8044_4063(9時、対局開始)

Dsc_8049_4064(広瀬九段。初手は▲2六歩)

Dsc_8060_4065(伊藤王座。△8四歩と応じた)

(紋蛇)

朝の様子(2)

8時50分、駒箱が開けられました。ふたりは駒を並べ終えると、落ち着いた表情で対局開始の定刻を待ちました。

Dsc_8014_4058

Dsc_8022_4060

Dsc_8033_4061

Dsc_8036_4062

(紋蛇)

朝の様子(1)

Dsc_7997_4053(8時44分、広瀬九段が姿を見せた)

Dsc_8001_4054(昨日の対局検分ではリラックスした表情だったが、今朝は気合が入っていた)

Dsc_8003_4055(伊藤王座の入室は8時48分)

Dsc_8007_4056
(紋蛇)

本日のスケジュール

おはようございます。
本日の対局スケジュールは以下の通りです。


09:00 対局開始
12:10 昼食休憩
13:00 対局再開
15:00 おやつ
17:00 夕食休憩
17:30 対局再開
??:?? 終局

Dsc_7992_4052(朝のニセコ町。予報では、昼前から雨が降るようだ。最高気温は15度、最低気温は9度が予想されている)


(紋蛇)

2026年10月 1日 (木)

対局者インタビュー

Dsc_7985_4048(対局検分後は、主催者のインタビューが行われた)

【伊藤王座の談話】
――第2局から少し間がありましたが、第3局に向けての心境をうかがえたらと思います。

ここまでの2局は、広瀬九段にうまく押し込まれるような将棋になっていると思うので、本局ではシリーズの流れを変えられるような将棋が指せればと思っています。

 
【広瀬九段の談話】
――広瀬九段は王座戦は初めての五番勝負です。ここまで2局戦っての感触と本局の抱負をお願いします。

1日制の5時間のタイトル戦は初めてだったので、ふたを開けてみないとわからないところがありましたが、自分なりに時間の使い方やリズムをつかめている気がするので、盤上でパフォーマンスを発揮できるようにというところです。
1勝1敗で仕切り直しですが、対局が始まるとあっという間なので、一手一手しっかり指せればと思います。

 

Dsc_7986_4049(インタビュー後は明日の食事、おやつを選んだ)

Dsc_7988_4050


本日の更新は以上で終了です。明日の対局開始は9時になります。どうぞお楽しみに。

(紋蛇、書き起こし=銀杏)

対局検分

17時前、対局検分が行われました。使用される盤駒は、日本将棋連盟所蔵のものです。

Dsc_7924_4029(広瀬九段が先に入室した)

Dsc_7928_4031

Dsc_7931_4032(関係者と談笑して、リラックスした表情だった)

Dsc_7939_4034(伊藤王座)

Dsc_7941_4035(一礼して、駒を並べる)

Dsc_7950_4039

Dsc_7953_4040

Dsc_7960_4042(伊藤王座が明るいと話したので、伊藤王座の視線に入る辺りの照明を一部消して対応した)

Dsc_7965_4051(広瀬九段側からは窓が見えるため、昼までは障子を開けておくことになった。夕方は西日が入るため、昼のうちにカーテンを閉めて対応する)

Dsc_7975_4044(検分は10分ほどで終了した)

Dsc_7979_4046

(紋蛇)

=== Copyright (C) 2009 >>> The Sankei Shimbun & Japan Shogi Association === All Rights Reserved. ===