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2026年9月 2日 (水)

終局直後

Dsc_7807(第1局は広瀬九段が先勝。検討陣から「強い」の声が聞かれた)

Dsc_7816(広瀬章人九段)

――序盤の感触は。

広瀬 相掛かりの研究テーマのひとつかなと思っていて、よさそうなのでやってみようかと。ただ、▲7五歩を打って後には引けない戦いになる。きっと激しい展開になると思っていました。

――昼食休憩明けから時間を使う展開になった。

広瀬 △4一玉をとがめて両取りで▲8一飛と打てて、感触としては悪くないかなと思いました。ただ、具体的にどうするかも問題なので、そのあたりから一手一手が悩ましかったです。

――過去は2日制のタイトル戦が多かった。1日制を戦ってみてどうだったか。

広瀬 ただの1日制ではなく、夕食休憩があるのが王座戦の特徴。2日制と比べると展開が速い。慣れているわけではないですが、本局は時間の面では余裕があったので、その点は大きかったと思います。

――本局全体の感想。次局に向けて。

広瀬 タイトル戦もそうですが、公式戦の間隔も空いていたので、不安も当然あったんですけど、まずまずの内容で指せたと思うので、第2局以降も引き続き頑張りたいと思います。

Dsc_7822(伊藤匠王座。第2局は先手番で指す)

――序盤から時間を使うことになった。

伊藤 △4二銀と△4一玉のところは、どちらも指し手が広いと思って悩ましかったです。△4二銀は普通の手だったと思うのですが、△4一玉はどうだったかなと。△4一玉に▲6六角も候補手のひとつだったんですけど、その後に読みが甘い部分があって。▲6六角のあたりはバランスを取る順が見えず、かなり苦労した展開かなと感じていました。

――そのあたりで誤算があったのか。

伊藤 ▲9八角の局面でうまい切り返しが見えなかったのは、ちょっと誤算で。本譜は自信がないながらも難しいところも多いかなと思ったのですが……。△1九角成に代えて△6二銀とか、▲6三桂不成に△1八飛とか、いろいろ手が広かったと思うので、そのあたりがどうだったのかな、という気がしています。

――時間では終始押される展開だった。

伊藤 認識の薄い将棋になったので、どうしてもそういう展開にはなった。ただ、夕食休憩前後は、もう少し深く読んで指せたら、という気はしました。そこでうまくバランスを取れなかったのが残念でした。

――本局全体の感想。次局に向けて。

伊藤 5時間のチェスクロックだと、あっという間に時間がなくなる感触もあったので、次局以降はもう少し深く読んで指していく必要があると感じています。

Dsc_7809 
(牛蒡)

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