（昼食休憩時の盤面）

（昼食休憩時の御上段の間）

（飛龍）

12時、昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲藤井１時間47分、△豊島１時間12分。昼食の注文は藤井竜王・名人がイレブンのサービスランチで珍豚美人（ちんとんしゃん）、豊島九段がやまがそばの親なん定食（そば）でした。対局は12時40分から再開されます。

（藤井竜王・名人の昼食）

（豊島九段の昼食）

撮影用に別途注文されたものを撮影しています。

（飛龍）

図は10時30分頃の局面。後手は雁木になり、先手はツノ銀雁木が予想されます。関西将棋会館の対局立会人の藤原直哉七段は、先手の飛車先の歩が切れているのはアドバンテージとの見解です。

（藤井竜王・名人だけが歩を手持ちにしている）

（飛龍）

対戦成績は藤井竜王・名人21勝、豊島九段11勝（１千日手）です。これまでの藤井竜王・名人から見た対戦結果は表のとおり。王座戦での顔合わせは初めてで、チェスクロックを使用した持ち時間各５時間での対戦も初めてです。

（表中の対局日は２日制の対局では１日目）

（飛龍）

◆豊島 将之（とよしま まさゆき）九段◆
1990年４月30日生まれの33歳、愛知県一宮市出身。桐山清澄九段門下。2007年、四段。2019年、九段。棋士番号は264。
タイトル戦登場は18回。獲得は竜王２期、名人１期、王位１期、叡王１期、棋聖１期の計６期。棋戦優勝は５回。

本局に第62期、前期に続く３度目の五番勝負進出が懸かります。

（飛龍）

◆藤井 聡太（ふじい そうた）竜王・名人（王位・叡王・棋王・王将・棋聖）◆
2002年７月19日生まれの21歳、愛知県瀬戸市出身。杉本昌隆八段門下。2016年、四段。2021年、九段。棋士番号は307。
タイトル戦登場は17回。獲得は竜王２期、名人１期、王位３期、叡王３期、棋王１期、王将２期、棋聖４期の計16期。棋戦優勝は９回。

本局に勝って初の王座戦五番勝負の舞台に立てば、いま戦っている防衛戦とともに八冠全制覇を目指すシリーズになります。

（飛龍）

本局は以下のとおり、各サイトで動画配信されています。

・ABEMA
８月４日（金）08:30～23:00
解説者:松尾歩八段
解説者:横山泰明七段
解説者:金井恒太六段
聞き手:中村桃子女流二段
聞き手:野原未蘭女流初段

【ABEMAオンエア】
https://abema.tv/now-on-air/shogi
【ABEMA番組表】
https://abema.tv/channels/shogi/slots/ACPbRVt3SYmLJB

・囲碁将棋プラスYouTube
【メイン映像】
https://www.youtube.com/watch?v=Qzb2wQuq7a8
【横カメラ映像】
https://www.youtube.com/watch?v=3Aaz9jAi66A

・テレビ愛知YouTube
【藤井七冠VS豊島九段“王座”挑戦者決定戦！】
https://www.youtube.com/watch?v=Vp8Hy7kAqSU

・Locipo
【藤井七冠VS豊島九段“王座”挑戦者決定戦！】
https://locipo.jp/creative/e259d295-a5e3-4a70-9b5f-4f11ad86f73a?list=357c3907-3f01-45b1-ba50-6b8bbc2f8467

（飛龍）

（８時37分、先に入室したのは豊島九段）

（５分後に藤井竜王・名人も入室した）

（両者着座。観戦記担当は池田将之さん）

（８時44分に一礼を交わし……）

（上座の藤井竜王・名人が盤上に駒を散らす）

（飛龍）

図は９時20分頃の局面。豊島九段は角道を開けず、相居飛車の力戦形になりそうです。この局面までの消費時間は▲藤井10分、△豊島７分。

（豊島九段は変化球を投げた）

（飛龍）

振り駒の結果は、藤井竜王・名人の振り歩先で歩が４枚。藤井竜王・名人の先手に決まりました。

（先手は藤井聡太竜王・名人）

（後手になった豊島将之九段）

（駒を並べる両者）

（飛龍）