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2011年9月

2011年9月24日 (土)

【決着か反撃か】王座戦第3局、舞台は山形県天童市へ

第59期王座戦五番勝負は、挑戦者渡辺明竜王が2連勝で奪取に王手をかけて第3局を迎えました。夢の20連覇が懸かる羽生善治王座はカド番でどんな戦いを見せるのでしょうか。戦いの舞台は「松伯亭あづま荘(山形県天童市)」。将棋駒の産地として名高い「天童」は将棋ファンなら一度は訪れてみたい将棋の街です。渡辺竜王がストレートで奪取するか、羽生王座が反撃ののろしをあげるか、注目の一局をお楽しみください。


本局の対局開始は9月27日(火)9時。先手は渡辺明竜王。持ち時間は各5時間、昼食休憩12時~13時、夕食休憩18時~19時。終局は22時前後が予想されます。立会人は大内延介九段、新聞解説は木村一基八段、記録係は伊藤和夫三段、観戦記は柳瀬尚紀氏(英文学者)、現地解説会は阿部健治郎四段(解説)・鈴木環那女流初段(聞き手)、Twitter解説は宮田敦史六段。


【関連リンク】

・日本経済新聞社(主催者)電子版
http://www.nikkei.com/

・NIKKEI NET 将棋王国
http://hobby.nikkei.co.jp/

・天童温泉 露天風呂の宿 松伯亭あづま荘(対局場)
http://www.azumaso.com/

・公益社団法人 日本将棋連盟(主催者)
http://www.shogi.or.jp/


インターネット中継は棋譜・コメントを吟記者、ブログを八雲が担当いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
(八雲)

2011年9月21日 (水)

ありがとうございました

第3局は9月27日(火)、山形県天童市「松伯亭あづま荘」で行われます。


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本日もご覧いただき、ありがとうございました。


(翔)

終局後のインタビュー

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(感想戦での渡辺明竜王)


【勝者・渡辺明竜王 終局直後のインタビュー】
---桂得したあたり(52手目△3七歩成)の分かれはいかがでしょう。
「桂得したところはまずまずかと思ったのですが、そのあとのまとめ方が難しく、指しにくい将棋になってしまいました。夕休(66手目△6一歩)のあたりは自信がなかったです。


---勝ちになったと思ったのはどのあたりですか。
「△9五角(106手目・投了図)で歩合が利かずに詰むのがが見えたときです。それまではわからなかったです」


335
(感想戦での羽生善治王座)


【敗者・羽生善治王座 終局直後のインタビュー】
---中原流相掛かりは予定でしたか。
「一応、やってみようかなとは思っていました」


---桂損したあたり(52手目△3七歩成)の形勢判断はどのように考えていましたか。
「難しいところもあったような気がします」


---▲5四飛から寄せに出ました。
「何か違う手のほうがよかったかもしれないですけど、何を指すかはわからなかったですね。あのあたりが勝負どころだったと思います。攻め方がおかしかったかもしれないですね」


---1局を振りかえって。
「全体的な攻めの構図がよく分からない将棋でした。最後は足りなさそうと思っていました」


(翔)

2011年9月20日 (火)

感想戦(3)

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353


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(対局室前。あたりはすっかり闇に包まれている)


(翔)

感想戦(2)

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(翔)

感想戦(1)

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(翔)

対局者、大盤解説会へ。

終局後、両対局者が大盤解説会に登場しました。

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280
(両対局者を撮影するファンも多かった)


313
(大きな拍手で見送られる両対局者)


(翔)

終局直後

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(王座奪取へあと1勝、渡辺明竜王)


248
(インタビューに答える羽生善治王座)


254
(終局直後)


(翔)

挑戦者、第2局を制す。

Ouza20110920106


△9五角の王手をみて、羽生王座が投了を告げました。▲6八香と受けても、△5八飛▲4九玉△3七桂打▲3九玉△5九飛成▲2八玉△2九竜までの即詰みがあります。
勝った渡辺竜王はこれで2連勝。王座奪取まであと1勝としました。
第3局は9月27日(火)、山形県天童市「松伯亭あづま荘」で行われます。

(若葉)


早逃げが決め手

_101図で△6二玉と早逃げすることで後手玉に詰めろがかからず、後手が勝ちになったと言われています。また、先手玉に即詰みがあってもおかしくない、と検討が進められています。

233
(「と、なると▲5四飛(79手目)が不思議ですねぇ」と桐山九段)


234
(山崎隆之七段)


236
(継ぎ盤は上図から△6二玉の局面で動かなくなった)


(翔)

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