第72期王将戦七番勝負第4局 Feed

2023年2月10日 (金)

20230210_7812時30分、この局面で羽生九段が36分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲羽生4時間14分、△藤井6時間29分。
昼食の注文は、藤井王将が「天然ブリの胡麻醤油漬けと東京狭山茶の出汁茶漬け 伊藤養鶏場の烏骨鶏卵の出汁巻(SORANO米の白御飯、自家製香の物、上野原ハーブガーデンのリーフサラダ)」、「黒豆グリーンルイボスティー(冷)」。羽生九段が「国産牛のタンとほほ肉を柔らかく煮込んだハヤシライス(自家製ピクルス、上野原ハーフガーデンのリーフサラダ)」、「マンゴージュース」です。対局は13時30分に再開されます。

A7300388(藤井王将のメニュー)

A7300401(羽生九段のメニュー)

あいにくの天気ということで、昨日までに撮影した写真をご紹介いたします。

対局場の「SORANO HOTEL」の近くには、総面積180ヘクタールにも及ぶ「国営昭和記念公園」があります。羽生九段は4歳から八王子市内に住んでいたため、何度か遊びに訪れたことがあるそうです。

A7309476(公園の入り口はいくつかあるが、対局場からは「あけぼの口」が近い)

A7309459(公園側から撮影したSORANO HOTELの外観)

A7309474

A7309465

A7309468

(あけぼの口から入って、みどり橋を渡った先は立川ゲート。ここから先は入園料が必要になる)

A7309471

(昨年から窓口・券売機でキャッシュレス決済が可能になった)

A7309469

20230210_74_411時頃、藤井王将は歩頭に銀をぶつける、すさまじい受けをひねり出しました。▲6二同歩成に△同金が5三の地点を強化しつつ、3一の角取りになるという寸法です。森内九段は「普通の手ではない、何か決め手があったら終わり」と話しており、形勢については依然として後手が苦しいと見られています。

20230210_73図は持ち駒の角を3一に打った局面。立会人の森内九段と佐々木大七段の見解は、先手有利で一致しています。▲3一角は▲5三桂成からの詰めろになっており、対して△4二桂なら▲7四馬が次の▲6二歩成△同玉▲4二角成を見て幸便です。▲7四馬に△4一玉なら▲2四歩(参考図)がピッタリ。以下△同金▲2二角成の局面は後手が収拾困難です。

20230210_77

10時30分になり、両対局者に午前のおやつが出されました。メニューは藤井王将が「自家製あんこと京都一保堂の抹茶を使ったバスクチーズケーキ 立川産軟白うどのチップを添えて」、「国産 ラ・フランスジュース」。羽生九段が「東京狭山茶葉の紅茶を使ったクレーム・キャラメル 国営昭和記念公園の蜂蜜と夏ミカンのソースを掛けて」、「フェアトレード・コーヒー(温)」です。

A7300363(藤井王将のメニュー)

A7300369(羽生九段のメニュー)