消費時間が並ぶ 図は15時20分過ぎの局面。渡辺棋王が30分以上、手を止めています。1日目が終わった段階では久保王将が1時間30分ほど多く使っていましたが、ここで両者の消費時間はともに6時間20分前後となり、ほぼ並びました。 (熟考する渡辺棋王。よい手順はあるか) (控室にケーキが届けられた。とちおとめのショートケーキ、いちごのタルト、ベイクドチーズケーキ、レアチーズケーキ、和栗のモンブラン) (大量のとちおとめも)
2日目午後のおやつ 15時になり、両対局者に午後のおやつが出されました。注文はともに「とちおとめのショートケーキ、ブレンドコーヒー」。昨日の午後のおやつと同じ選択です。久保王将は昨日は「フレッシュオレンジジュース」もつけていましたが、今日はそちらは頼んでいません。
雲厳寺 雲厳寺(うんがんじ)は12世紀に開創された臨済宗妙心寺派のお寺で、禅宗の日本四大道場の一つです。ホテル花月からは車で20分ほどでいくことができます。 (森閑とした空気の中に禅寺が佇む) (美しい朱塗りの反り橋) (橋からの眺め) (石段を昇った先に山門がある) (簡素ながら堂々とした外観の仏殿) (御本尊の釈迦牟尼仏)
2日目昼食休憩 12時30分、この局面で久保王将が21分使って昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲渡辺5時間0分、△久保5時間52分。昼食の注文は、ともに「特製・ビーフカレー」です。対局は13時30分に再開されます。 (特製・ビーフカレー。渡辺棋王は「カレーだけで」という注文だったそうで、サラダはなし)
正午を過ぎる 図は12時10分頃の局面。△5六歩の突き出しに対し、渡辺棋王が40分の考慮で▲5六同歩と応じたところです。この手では代えて▲9四桂とし、△同銀に▲5五香といった筋も考えられそうなところでした。渡辺棋王は、現局面で△5六同飛の瞬間に技を掛けにいこうと目論んでいるのかもしれません。 (控室のモニター映像)
羽田沼野鳥公園 大田原市の北端に位置し、冬季に白鳥が飛来する地として有名な羽田沼(はんだぬま)を訪ねました。 (羽田沼全景。かなりの数の水鳥たちが泳いでいる。水面は一部凍っていた) (カモたちに交じって、ハクチョウが1羽。ほかのハクチョウたちはどこか別のところにいっているようだ) (しばらくすると、新たにハクチョウが4羽、姿を見せた)
攻める渡辺棋王 図は10時40分頃の局面。渡辺棋王は飛車を大きく使って6五飛の形にしたうえで、▲9四歩△同香▲8六桂と攻めを継続しています。 (勢いのよい駒運びの渡辺棋王) (久保王将はうまく持ちこたえられるか)