2013年1月

2013年1月24日 (木)

【現地大盤解説会】

第62期王将戦七番勝負では、対局場施設にて大盤解説会を開催いたします。
現地ならではの、臨場感溢れる解説です。ご来場をお待ちしております。

■日時
 2日目:1月24日(木)10時~12時、14時~終局まで 
■会場
  古湯温泉おんくり 2F 広座敷「飛天」
■解説者
  久保利明九段
■入場料
  1日につき一人2000円 温泉入浴券付
■申込方法
  当日受付(先着順)
■お問い合わせ先
  古湯温泉ONCRI  TEL:0952-51-8111  (担当:柚木)
■詳細は下記ページをご参照ください
古湯温泉おんくり「第62期 王将戦七番勝負開催のお知らせ」
http://www.oncri.com/news/archives/355

【ニコニコ生放送】

9時~終局まで、ライブストリーミング解説を行います。
2日目の解説者は、真田圭一七段と貞升南女流1級です。
http://live.nicovideo.jp/watch/lv121775697

【Twitter解説】

ニコニコ生放送の解説内容を抜粋して、日本将棋連盟モバイルTwitterアカウント(@shogi_mobile)で配信いたします。
https://twitter.com/shogi_mobile

2013年1月23日 (水)

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18時、図の局面で指しかけとなり、佐藤王将が次の手を封じました。
1日目の消費時間は▲渡辺3時間5分、△佐藤4時間36分。
対局は明朝9時に再開されます。

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(18時過ぎ、佐藤王将は別室へ。渡辺竜王が待っている)

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(佐藤王将が戻り、渡辺竜王が封筒の裏に署名する)

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(佐藤王将が最後に確認し、立会人の淡路仁茂九段に預ける)

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(封じ手までの棋譜)

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(17時30分頃の大盤解説会場)

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「後手の美濃囲いを攻めるのに、もっとも適しているのが角と桂。先手は角を持ち、桂も入手できそうなので、後手としては気を使う局面を迎えている」と久保九段。

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図は17時頃の局面。
ニコニコ生放送の塚田泰明九段は「この▲4五歩で後手が困っているのではないか」とのこと。

この局面で佐藤王将が長考しています。
1日目で早くも正念場を迎えているのかもしれません。

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佐藤王将(昼食休憩明けの表情)

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図は16時15分頃の局面。
▲4七金に代えて▲4七銀なら△5四角▲5六銀△3六角で千日手模様でした。
渡辺竜王は金を上がって、千日手模様を打開。
現局面に自信を持っているようです。

「▲4七金か。ちょっと上がりにくいかと思ったけどな」と立会人の淡路仁茂九段。

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(16時過ぎの控え室)

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(淡路九段が棋士の顔になって考えている)

第2局の対局地佐賀市富士町は「緑と清流と温泉のまち」。
国土交通省が認定する「水の郷百選」にも認定されています。
水の郷百選(国土交通省HP)
http://www.mlit.go.jp/tochimizushigen/mizsei/mizusato/shichoson/kyushu/fuji.htm

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嘉瀬川ダム。山が色付いているのは、赤杉の葉が染まっているとのことです。

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弘法大師が修行したとされる、御手洗(おちょうず)の滝。

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滝は険しい山の上にある。

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15時を回り対局者におやつが運ばれました。

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【佐藤王将の注文】
佐賀名産のいちご「さがほのか」入りの特選フルーツ盛り合わせ、ホットコーヒー、佐賀みかんジュース100%、そのまんましょーがえーる、ペリエ。

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【渡辺竜王の注文】
ホットコーヒー。

14時を回り、現地では大盤解説会が始まっています。

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(まだ1日目ということで、会場はのんびりムード)

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(久保利明九段が、序盤の駆け引きの部分から丁寧に解説していた)

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「私が後手を指していたら、渡辺竜王は3手目に▲2五歩を決めたでしょうね」と久保九段。