2024年7月 7日 (日)

昼食の注文は、藤井聡王位が「三河湾“海の幸”海鮮丼」と「ウーロン茶」、渡辺明九段が「段戸山高原牛のステーキ重(ご飯少なめ、サラダとフルーツなし)」。

Img_5090b (藤井聡王位の注文)

Img_5081(渡辺明九段の注文)

Img_5075(ちなみに、本来の定食構成はこのような感じ)

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現局面を井田四段に解説していただきました。
「後手は3二銀型なので、▲2四歩△同歩▲同飛のときに△2三歩と受けることになります。ただし以下▲2九飛に△4五桂とぶつける手があり、3七桂にヒモがついていない(角が5九から移動した)ため、▲同桂△同歩(変化図)が一例です。そうすると後手に△3三角~△6五歩という手段が生じます」(井田四段)

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一時の後手は千日手含みで指していましたが、その後手からの打開策です。そのことについて「先手は▲8八玉~▲7七桂~▲9八香~▲9九飛で端攻めを狙える形なんです」と井田四段は続けました。9筋を突破すれば後手玉に近いため効果的です。よって、後手もじっと待っているわけにはいかないようです。

Img_5054(井田四段が継ぎ盤を動かすのを、色紙揮毫で入室していた杉本昌八段が見守る)

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仮にここで▲5六銀右と上がれば、51手目と同一局面になります。渡辺明九段が下段飛車の左右移動で手渡ししており、控室では千日手を狙っているのではないかとの声も。

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ただし実戦は▲5六歩で、藤井聡王位が同一局面を避けました。後手が千日手にしようというならば、このあと打開策を探る必要が出てきました。

Img_4907(後手番の右玉らしい指し回しをする渡辺明九段)

Img_5038(現局面に至る前、継ぎ盤を使って関係者に解説していた藤井猛九段)

10時、両対局者におやつが用意されました。注文は、藤井聡王位が「葵フルーツバターサンド」と「わ紅茶本宮」、渡辺明九段が「葵フルーツバターサンド」と「アイスカフェオレ」。

Img_5035b (両者が注文した「葵フルーツバターサンド」)

Img_5026(藤井聡王位の注文)

Img_5018(渡辺明九段の注文)

Img_5014(9時過ぎ、「勉強しにきました!」と爽やかにあいさつを交わす井田四段。さっそく継ぎ盤前へ)

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局面は、藤井聡王位が長考で▲5九角と引いたのに対し、渡辺明九段も長考に沈んでいるところです。控室では代えて▲6八角ならば考えていたといいます。