2015年7月22日 (水)

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昼食休憩が明けて▲3四金△1三銀打と進みました。図の△1三銀打が指されるのと前後して控室に淡路仁茂九段が来訪しました。ちょうど控室でも「『淡路流』で△1三銀打か」と検討されていたところです。淡路九段は「不倒流」、「長手数の美学」などといわれる粘り強い棋風で知られ、△1三銀打も淡路九段をほうふつとさせる粘り強い一手です。

P72206650 (早速継ぎ盤の検討に加わった)

淡路九段は正副立会の内藤九段、酒井七段と同じ(故)藤内金吾八段門下。今年5月の引退で藤内八段門下の現役棋士はいなくなりました。

広瀬八段は13時26分、羽生王位は13時27分に対局室に戻ってきました。

P72206420(先に戻ってきたのは広瀬八段)

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P72206460(羽生王位は着座してすぐに前傾姿勢になった)

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(対局再開を待つ両者)

「時間になりました」の声からほどなく、羽生王位が盤上に手を伸ばしました。

P72206540(着手は▲3四金。控室でも厳しいと言われていた手)

P72206590(▲3四金を見てほどなく、広瀬八段は重心を前にせり出した)

以降は終局まで休みなく続けられます。

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12時30分、76手目△9五歩の局面で昼食休憩に入りました。ここまでの消費時間は▲羽生5時間58分、△広瀬4時間48分。昼食は羽生王位に白身魚の唐揚げ膳、広瀬八段にうな重膳をそれぞれ注文しました。

P72206121(羽生王位の白身魚の唐揚げ膳)

P72206131(広瀬八段のうな重膳)

中の坊瑞苑から10分ほど歩くと、「鼓ヶ滝」の落水が注ぐ「滝川」の清流に出会います。水の色からは台風11号の影響はうかがえません(撮影したのは対局1日目です)。

P72103920_2(川沿いを歩くだけでも涼やか)

さらに上流へ向かうと「鼓ヶ滝公園」の中を抜けます。

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P72104100(この季節は浅い流れに素足を浸して歩く人も)

鼓ヶ滝公園のいちばん奥まで行くと、豊富な水量が流れ落ちる鼓ヶ滝に着きます。

P72104030(名前は滝つぼから鼓を打つかのような響きが聞こえていたことに由来するという)

P72104840(中の坊瑞苑に飾られている滝の絵。鼓ヶ滝の特徴がよく表現されている)