2025年7月28日 (月)

対局関係者の見どころ紹介です。山口女流三段が進行役となり、島九段、阿部健七段、瀬川六段が見どころを語りました。

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島朗九段「永瀬さんが押し込んでいるけど、藤井さんが崩れず、ねじり合いになる。質のいい将棋で、結果よりも内容がいつもすごくて感動している。強い人の将棋はAIの示した最善手を指さなくてもパーセンテージがほとんど動かないのは感動があります」

阿部健七段「個人的には第1局と同じく相早繰り銀になってほしいと思っています。立会人の好きな戦型を指す棋士もいますので期待したいです」

瀬川六段「阿部さんは早繰り銀が得意ですが、永瀬さんはそういうタイプではないでしょう。相腰掛け銀がいちばん有力かなと思います。もしかしたら千日手も」

山口女流三段「戦型が楽しみです。腰掛け銀になったら藤井先生が後手番でどんな指し方をするのか。早繰り銀になったら永瀬先生が先手番でどうよくしていくか」

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Dsc_3630_2(中締めのあいさつ 山崎雅生・北海道エアポート 代表取締役社長)

「新千歳空港という場で記念すべき対局が開催されることを本当にうれしく思っております。北海道エアポートは全部で7空港を運営しておりますので、他の6空港を順番に開催していただきたいなと思っております。人類の頭脳と頭脳のぶつかり合いが見られることを本当にうれしく思っております。若い人たちにも将棋に興味を持っていただくいい機会だと思っております」


以上で対局前日のブログ更新を終わります。
明日もよろしくお願いします。

Dsc_3342(乾杯の発声 大槻博・北海道ガス 代表取締役会長)

「哲学者・パスカルの言葉に、人間は考える葦である、というのがあります。人間が考える知の力は無限で、AIは人間の力を超えることはできないだろうと。将棋は無限の可能性を示すひとつの競技なのかなと思っています。第3局は歴史に残る名局になることを祈念しております」

Dsc_3362(対局者は乾杯後に退出。明日に向けて英気を養う)

Dsc_2805(前夜祭はビュッフェ形式だった)

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第3局の対局関係者もあいさつをしました。

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「北海道は子どもの頃からずいぶん来させていただいて、新千歳空港も何度伺ったかわかりません。千歳の素晴らしい地で、これだけじっくりとお仕事ができることを幸せに思っております。藤井さんと永瀬さんの将棋はいつも熱戦になります。皆さんと一緒に楽しむ2日間にしたいと思っております」

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「北海道は研修会や個人的にもたくさん旅行していて、離島以外の空港にはすべて行ったことがあります。北海道に縁があって副立会人を務めさせていただきます。新千歳空港は旅行の最後にビジネスラウンジで過ごすことが多いです。今回はホテルで将棋をじっくり観戦させていただけるのは光栄です」

Dsc_3287(吉田三段)

「2日間、記録係を務めさせていただきます。タイトル戦の記録は14回目ぐらいになります。最高峰の対局をいちばん近くで見ることができます。明日から緊迫感とともに勉強できることを楽しみにしております」

Dsc_3315(山口女流三段)

「聞き手のお仕事は1年ぐらいやっていなかったのですが、楽しみすぎてお受けしました。明日はどんな対局になるのかワクワクしています。大盤解説会で皆さんと一緒に楽しみたいと思っております」

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【藤井王位と永瀬九段、千歳に触れ笑顔 前夜祭でファン花束|北海道新聞デジタル】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1192071/

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Dsc_3080(藤井王位のあいさつ)

「北海道の空の玄関口である新千歳空港での対局ですが、今日は飛行機ではなく鉄道でやってまいりました。北海道の景色を存分に楽しむことができました。先ほど空港の専用の除雪車両や消防車といった普段は見ることができない大変貴重なものを見学させていただきました。2本の滑走路が一望できる素晴らしい環境で、明日からの対局ではリフレッシュしながら2日間を通して集中をして、皆さまに最後まで楽しんでいただけるような熱戦をお見せできるように全力を尽くしたいと思っています」

Dsc_3137(永瀬九段のあいさつ)

「北海道に伺うのは2度目になります。新千歳空港に伺うのは今回が初めてです。除雪車や消防車を見せていただき、車両にも乗せていただきました。車高が高く、とても貴重な経験をさせていただきました。北海道は海の幸と雄大な大地で育ったお肉がおいしい、という印象があります。今日の夜から北海道を堪能させていただくのですが、メニューを見てこんなに悩んだのは初めてかもしれません。明日は第3局となります。ここまで厳しい星取りになっていますが、一局一局、目の前の将棋、目の前の局面に集中して、いい将棋を、と思っております」

Dsc_3154(千歳市の外崎さんと、札幌市の伊藤さんから花束贈呈)

Dsc_3186(外崎さんの服に亀が。永瀬九段も亀柄のハンドタオルを愛用している)

Dsc_3183(藤井王位と伊藤さん)

18時30分から「新千歳空港ポルトムホール」で前夜祭が開催されました。

【第3局前夜祭|YouTube 中日新聞 東京新聞 将棋】
https://www.youtube.com/watch?v=Pn99XxI5mCA

Dsc_2883(ファンの拍手に包まれて入場)

Dsc_2891(主催者あいさつ 堀井友二・北海道新聞社 代表取締役社長)

「対局場のポルトムインターナショナル北海道は5年前に開業され、新千歳空港に直結する大変立地のいい素晴らしいホテルです。対局室は静謐でありながら飛行機の離発着が一望できるユニークなお部屋で、大きな注目を集めることと思います。第3局は流れを決める非常に重要な一局となることは間違いありません」

Dsc_2988 (主催者あいさつ 瀬川晶司・日本将棋連盟 常務理事)

「私自身、北海道が大好きで、何度も来ています。王位戦の仕事で北海道に来るのは今回で2回目です。郷田王位-羽生竜王戦(1993年、第34期第2局)の記録係として同行しました。そのとき、歴史に残るような大チョンボをしまして。飛行機に乗るのが初めてで、対局に使う駒を羽田空港に忘れてしまいました。北海道新聞の方や空港の方がやさしくしてくださり、北海道を好きになるきっかけになりました。明日から第3局です。藤井王位の終盤の鋭さ、永瀬九段の粘り強さ。何度見ても私たちに驚きと新たな学びをもたらします」

Dsc_3018(歓迎のあいさつ 横田隆一・千歳市長)

「この千歳で王位戦が初めて行われることを光栄に存じているところです。千歳市は国立公園の支笏湖や千歳川沿いには道の駅があり、いろいろな見どころがあります。お二人が会場に入ってくるとき、すごい盛り上がりでした。第3局は今後のタイトル戦を占う大事な局面で、私も楽しみです」

Dsc_3057(特別協賛社あいさつ 三宅秀俊・北海道伊藤園 取締役営業本部 副本部長)

「伊藤園は日本の文化であるお茶を取り扱う企業です。これまで歌舞伎や俳句、大相撲といった日本の文化を応援してまいりましたが、多く愛される将棋におきましても僭越ではございますが、第62期王位戦より協賛をさせていただき、本年で5年目を迎えることができました。海外では頭や気分をシャキッとさせる目的で、IT企業を中心にクリエイティブサポート飲料として親しまれています。今回の王位戦では、よりよい手をサポートできるのではないかと期待しております」

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検分後、対局室の一角で主催者インタビューがありました。

【千歳入りした藤井王位、永瀬九段の一問一答|北海道新聞デジタル】
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1192038/
【「函館から鉄道に乗って来た」藤井聡太王位|YouTube 中日新聞 東京新聞 将棋】
https://www.youtube.com/watch?v=O_LnVB7tkso
【「できれば指定したいかな」永瀬拓矢九段|YouTube 中日新聞 東京新聞 将棋】
https://www.youtube.com/watch?v=Z7f2k9M6ULw

Dsc_2744(藤井王位は鉄道の旅を楽しんだようだ)

Dsc_2776(永瀬九段の北海道対局は2019年4月、叡王戦第2局の知床以来2回目)

Dsc_2755(窓外の風景。離陸前の飛行機が見えた)

Dsc_2725(インタビューを受ける前の藤井王位。景色を楽しんでいた)

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