対局関係者の見どころ紹介です。山口女流三段が進行役となり、島九段、阿部健七段、瀬川六段が見どころを語りました。
島朗九段「永瀬さんが押し込んでいるけど、藤井さんが崩れず、ねじり合いになる。質のいい将棋で、結果よりも内容がいつもすごくて感動している。強い人の将棋はAIの示した最善手を指さなくてもパーセンテージがほとんど動かないのは感動があります」
阿部健七段「個人的には第1局と同じく相早繰り銀になってほしいと思っています。立会人の好きな戦型を指す棋士もいますので期待したいです」
瀬川六段「阿部さんは早繰り銀が得意ですが、永瀬さんはそういうタイプではないでしょう。相腰掛け銀がいちばん有力かなと思います。もしかしたら千日手も」
山口女流三段「戦型が楽しみです。腰掛け銀になったら藤井先生が後手番でどんな指し方をするのか。早繰り銀になったら永瀬先生が先手番でどうよくしていくか」
(中締めのあいさつ 山崎雅生・北海道エアポート 代表取締役社長)
「新千歳空港という場で記念すべき対局が開催されることを本当にうれしく思っております。北海道エアポートは全部で7空港を運営しておりますので、他の6空港を順番に開催していただきたいなと思っております。人類の頭脳と頭脳のぶつかり合いが見られることを本当にうれしく思っております。若い人たちにも将棋に興味を持っていただくいい機会だと思っております」
以上で対局前日のブログ更新を終わります。
明日もよろしくお願いします。