2019年8月21日 (水)

221_2 図は▲4五馬と歩を取った局面。「この手が次に▲1八馬△同成銀▲同馬△同玉▲2七銀以下の詰めろになっています」と久保九段。1九に入って逆穴熊のような形になっている後手玉に、なんと詰めろが掛かりました。木村九段が勝ちに近づいたようです。

 

217 控室では「これは寄せにいっているのでは」と話されはじめています。後手は4五歩を助けるために△4六歩と突きたいところですが、それには▲3八銀が生じます。2枚の馬の利きが通ってくると、先手玉は危ないようです。

200 図の局面で200手に到達。木村九段は今期の挑戦者決定リーグとそのプレーオフの2局で、菅井竜也七段と200手超えの将棋(挑戦者決定リーグは317手)を指しています。
一方、豊島王位の200手超えは5年前の9月以来。238手という自身最長手数になった将棋の対戦相手は、ほかでもない木村九段でした(第73期順位戦B級1組、木村勝ち)。

187 図は8八の玉を9七に上がった局面。この手を見た阪口六段は「ついに切り札が」と発しました。後手の点数不足は明白で、相入玉にしてしまえば点数勝負で自身が勝てると見たようです。

170_2 図は170手目の局面。3度の自陣角が出た本局ですが、入玉将棋の終盤で自陣飛車が発生しました。▲8一飛△同飛▲同馬なら△5五桂を可能にしています。
本譜も上記の手順で進み、△5五桂に今度は木村九段が▲5七飛の自陣飛車で王手桂取りを掛けました。終盤、それも入玉将棋になってからの自陣飛車の応酬で、まさに死闘という言葉がぴったりの展開となっています。