木村九段が悲願の初タイトルを獲得 第60期七番勝負第7局は木村九段が勝ち、シリーズ4勝3敗で王位奪取。悲願の初タイトルを獲得しました。同時に、有吉道夫九段の持つ最年長初タイトル獲得の記録を37歳6カ月から46歳3カ月に塗り替えました。
木村九段が大きくリード 18時10分、木村九段が10分の考慮で△2七角(図)と打ちました。持ち駒がない先手はこの王手への対応が難しく、形勢は後手が大きくリード。木村九段が初タイトルを目前のものにしています。 (木村九段。このまま走りきりたい)
東京・将棋会館の大盤解説会 東京・将棋会館では、17時より大盤解説会が始まっています。 (現在の入場者は118名。満員で、すでに入場は締め切られている) (解説の高見泰地七段) (聞き手の中村真梨花女流三段)
いよいよ終盤戦 時刻は17時を回りました。互いに攻めながら相手の大駒を取り、現状は図の局面。控室の検討で後手の木村九段が指せそうといわれていた順に進んでいます。 (やや苦しそうな豊島王位。勝負順を見いだせるか)
踏み込む木村九段 上図は16時15分頃の局面。木村九段が57分考えて△6九角と踏み込んだところです。これに(1)▲6九同飛は、△同銀不成▲同玉に△8八飛が厳しく、後手勝ち。実戦は(2)▲4九玉△3六角成(下図)まで進みました。 △3六角成の局面で、先手は▲6二歩~▲6一歩成としてきた流れからいえば▲6二とですが、それは以下△4六馬▲5二と△3一玉▲7二成銀△3六金で後手が厚いというのが控室の検討陣(塚田九段、鈴木大九段、杉本和四段)の見解。継ぎ盤では、後手がよい変化が多く出てくるようになっています。 (木村九段がペースを握りつつあるか)